日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
「日産のコンパクトミニバンがほしい」という声が多数 どんなモデルなら日本で出そう?
かつてはキューブというヒット車も出した日産には、それを受け継ぐようなコンパクトミニバンが欲しいという意見も多数あるでしょう。販売店に実際に聞いてみました。
関東圏の日産販売店担当者は次のように話します。
「コンパクトミニバンについて問い合わせをいただくことはあります。
『シエンタやフリードに近いモデルはないのか』『日産で3列シートといえばセレナだけど、コンパクトミニバン見てみたい』などのお言葉を多く頂きます。
セレナより一回り小さい3列シートのクルマをお求めになられている方は、さまざまなメーカー様のクルマを検討された後に、別メーカー様のクルマを購入されるか、最終的にセレナを購入する人が多いように感じます」
さらに、関西圏の日産販売店担当者は次のように話します。
「日産でもコンパクトミニバンのラインナップを追加してほしいとの声を頂くことはございます。
日産では現在ご用意が無いため、セレナの購入を検討されるケースが多いです。
『日産にコンパクトミニバン無いから、セレナにしておこうかな』、『2列シートのクルマで大きめのサイズにしようか悩むな』など別のモデルで代用する人が多いです。
コンパクトミニバンのようなクルマをお求めになられている人はセレナのほかにも、ノートやキックスで、2列シート車の購入を検討される人が多い印象です」
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現在、シエンタやフリードに対抗するには前述のNV200バネット(ワゴン)を内外装のデザインに手を加えて、さらに乗用仕様らしい装備などを備えたモデルが必要かもしれません。
また一部では「海外モデルを日本に持ってきて欲しい」という声もあるようですが、それらは日本市場を意識して開発をしていないため、法規対応などのコストを考えると日本で受け入れられるのは難しいそうです。
さらには以前から「ノートの3列シートが出る?」という噂はありましたが、推測の域を出ません。
そうしたなかで日産は2024年3月25日に公開した新たな経営計画「The Arc」において公開された新型車群のシルエット映像を公開しています。
そのなかには、クロスオーバーミニバン風のモデルの姿がありました。
果たしてこれは“セレナミニ”なのか、今後の日産に注目です。
日産のコンパクトミニバンには、プレーリーというパルサーベースの名車がありましたよ。初代はセンターピラーレスで、両側スライドドア。風がよく通るので駐車中にも快適な空間が構成できました。多分世界初のピラーレス両側スライドドア車でではないでしょうか? これに刺激を受けてアメリカのミニバンが進化したように聞いたことがあります。
直線基調のラインでしたから、今日のトレンドとは全く合わないものです。
ワゴンのボディサイズは、全長4400mm×全幅169mm×全高1850mmと、フリードやシエンタよりは大きなサイズです。
寸法間違い発見:169mm?
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。