最近、愛車のエアコンから「嫌な臭い」がします。一体何が「臭いの原因」で、どうやって「消臭」すれば良いのでしょうか?
クルマの「エアコン」から「嫌なニオイ」が漂うことがありますが、原因は一体何で、どうやって消臭すれば良いのでしょうか。
カーエアコンの「嫌なニオイ」原因は…?
クルマの「エアコン」を動かした際、吹き出し口から「嫌なニオイ」が漂うことがあります。
とくに“エアコンをしばらく使っていないクルマ”で多く見られる症状ですが、このニオイの原因は一体何で、どうやって消臭すれば良いのでしょうか。
自動車ディーラーの整備士に、カーエアコンが発する嫌なニオイの原因について聞いたところ、「原因はエバポレーターやエアコンフィルターに発生したカビでしょう」との回答がありました。
まず「エバポレーター」というのは、カーエアコンの内部にある「空気を冷やす装置」のこと。
冷房を入れると、エバポレーターで冷たい空気が作られ、その冷たい空気をブロワーで車内に送り込んで車内を冷やす仕組みとなっています。
そしてこのエバポレーターは、冷房を作動させると結露が生じて常に湿気がある状態になるため、カビが繁殖してしまうことが珍しくありません。
次に「エアコンフィルター」は、外部から取り込む空気のホコリや汚れ、カビなどを取り除くための装置です。
エアコンを稼働させているうちに、このエアコンフィルター自体も汚れたり、ゴミがたまったりしてカビが生えることがあります。
このようにして汚れたエアコンフィルターから出た嫌なニオイが、エアコンの風に乗って車内に吹き込まれることもあるのです。
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