最近、愛車のエアコンから「嫌な臭い」がします。一体何が「臭いの原因」で、どうやって「消臭」すれば良いのでしょうか?
【解決編】こうすれば「嫌なニオイ」は消える!
カーエアコンから嫌なニオイの風が出てくる場合、一般的な対策としてはエアコンフィルターの交換が挙げられます。

エアコンフィルターの交換は、クルマの知識が豊富な人であればDIYでも可能ですが、素人では難しいためディーラーやカー用品店にお願いするのがベスト。
エアコンフィルター自体の価格は2000円~4000円で、プラス工賃が1000円前後発生します。
またフィルター交換時期の目安は、前回の交換から1年、または走行距離1万キロごとです。
そしてエアコンフィルターの交換とともに、エバポレーターも洗浄して汚れやカビを取り除くと、より消臭効果が期待できます。
洗浄方法は、専用のクリーナーを用いて表面の汚れを取り除く簡易的な方法と、高圧洗浄で本格的にきれいにする方法が存在。
前者は工賃も含め5000円前後、後者は2万円~3万円と高額となっており、エバポレーターを取り外して徹底的に洗浄する方法はとくに高額になる傾向にあります。
またカーエアコン以外にも、タバコや食べ物、ペットなど、車内には様々なニオイがこもることがあります。
これらのニオイを取り除く方法についても先出の整備士に話を聞きました。
「まずはニオイの原因となるものを車内から取り除きましょう。タバコの吸い殻や食べ物のゴミ、ペット用具などです。
その上で消臭スプレーなどで対処し、それでもニオイが残る場合はディーラーやカー用品店、清掃業者に車内クリーニングをお願いすると良いでしょう」
車内クリーニングには、車内の掃除機がけや拭き上げ、防菌・消臭剤の施工などがありますが、隠れたところにニオイの原因となるものが落ちていることもあるため、一度クリーニングしてみるのもオススメです。
また、ジュースやソースが内装に染み込んでいる場合は、数万円の費用がかかりますが、徹底的に洗浄してもらうのもひとつの方法です。
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暑くなるこれからの時期は、カーエアコンを動かす機会が増えますが、作動させるたびに嫌なニオイがすると気分も悪くなるもの。
「エアコンからイヤな臭いが出る」という人は、記事にあるようにエアコンフィルターの交換やエバポレーターの洗浄を行ってみてはいかがでしょうか。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

















