スバルが新型「WRX tS」初公開! オシャブルー内装&ワイドボディ採用!? 2024年後半に米国で発売へ
スバルのアメリカ法人は2024年5月30日に「WRX tS」を発表。同年6月2日に開催される「Wicked Big Meet」で実車を初公開することが明らかになりました。どのようなクルマなのでしょうか。
パフォーマンス重視の新型「WRX tS」
2024年5月30日、スバルのアメリカ法人となるスバル・オブ・アメリカは、「WRX tS」を発表しました。
また、同年6月2日にアメリカで開催されるスバル愛好家フェスティバル「Wicked Big Meet(ウィキッド ビッグ ミート)」で実車を初公開することが明らかになっています。
WRXは日本では「WRX S4」として販売されるスバルのスポーツセダンです。
元来インプレッサのスポーツバージョンに付けられていたグレード名で、3代目インプレッサのマイナーチェンジによってインプレッサの名前が外れWRXと単独の車名に変更されました。
現行モデルとなる2代目は、2021年11月に発表されると共に、初代に設定されていたスバルのモータースポーツ部門であるSTIが専用チューニングを施した最高グレード「WRX STI」の消滅が惜しまれた歴史があります。
しかし今回発表されたWRX tSはSTIのチューニングが施され、パフォーマンスを重視したものに仕上げたといいます。
まずエクステリアを見ると、ボディカラーのブルーにフロントグリルにある赤のWRXバッジの組合せは、かつてのWRX STIを彷彿とさせます。
アグレッシブなスタンスと大胆な外観を提供するワイドボディデザインを採用し、各所にあしらわれるキャラクターラインが、スポーツセダンの力強さとパフォーマンス能力をさらに強調しています。
そして折りたたみ式ミラー、ルーフに取り付けられたシャークフィンアンテナ、リアスポイラーはクリスタルブラックシリカ仕上げとなり、リアデッキリッドにはtSバッジが装備されます。
また、足元のサテングレーの19インチマルチスポークホイールは標準装備となり、その他にもスポーティな乗り心地を実現する電子制御ダンパーや、GTモデルから流用した調整可能な運転モード(スポーツモード付き)、制動力を高める高性能ブレンボブレーキも標準装備されます。
インテリアのドライバー目先には、新たに12.3インチのデジタルゲージクラスターを装備し、地図表示やルート案内情報などの追加情報を表示できるようにしたといいます。
そして車内中央には最新バージョンの「SUBARU STARLINK 11.6インチマルチメディアプラスシステム」が標準装備され、空調コントロール、車両設定のほか、マルチメディアではワイヤレスApple CarPlayや、ワイヤレスAndroid Autoにも対応しているとのことです。
シートはスポーティなレカロバケットシートを採用し、またヘッドレストにはWRX tSのロゴが加飾され特別感を演出しています。
またシートと同じくステアリングやドアパネル、シフタートリムにブルーのアクセントが添えられ、イグニッションスタートボタンには象徴的なSTIのロゴがあしらわれています。
そのほか、安全システムである「Eyesight ドライバーアシストテクノロジー」を標準装備。
これには、アダプティブクルーズコントロール、衝突回避ブレーキシステム、車線逸脱警報およびふらつき警報、先行車発進警報などが含まれます。
パワートレインは、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、これに伝統的なスバル独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」と、6速MTが組み合わされます。
価格は2024年後半に発表予定で、2025年第1四半期に全国のスバル販売店で発売されるとのことです。
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