高速道路にも「リニア新幹線」工事の影響が!? 中央道の”リニアPA”で起きている変化とは 東京~名古屋で先行開通
東京~名古屋の先行開通に向けて工事中の「リニア中央新幹線」ですが、高速道路の施設でも、リニア新幹線の工事の影響が出ているようです。
リニア中央新幹線の工事で高速道路にも変化
山梨県でリニア中央新幹線の工事が進んでいます。東京都内をずっと地下トンネルで抜けてきたリニア新幹線は、山岳部をトンネルと橋で抜けたあと、甲府盆地では高架区間となっています。
東京~名古屋の先行開通に向けて、各地で大規模な重機や工事車両が展開されていますが、高速道路の施設でも、リニア新幹線の工事の影響が出ているようです。
そのひとつは、山梨県笛吹市にある、中央道の「境川PA」です。
上り線(東京方面)の敷地には、リニア中央新幹線の高架橋が真上に交差していく計画になっています。
ここにリニア中央新幹線の新駅が開業し、高速バスと乗り換えができる…というわけではありませんが、境川PAは「リニア新幹線と交差するパーキングエリア」という特徴を前面に押し出しています。
まずは2023年6月に、境川PAは全面リニューアルオープン。ここで新施設は「リニアのスタイリッシュな車体をイメージした」という、光沢のある白色の施設に変貌をとげました。
さらには、高速道路では初めてとなる、スイーツ全国チェーン「シャトレーゼ」が出店しています。
境川PAをまたぐリニア工事が本格化したのは11月で、クレーン車をはじめ工事車両が現場に入り、資材運搬や整地作業が始まっていきました。
さて今回、境川PA内にある高速バスの「境川バス停」も、工事進行にともなって移転となります。
移転となるのは6月3日初便からで、これまではPAの出口側にあったのが、入口側のスペースに乗降場が設置されることになります。
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