日産「新型スカイライン」は伝統の「丸目4灯テール」採用!? 新たな「V38」に期待大! まさかの「スカイライン“e-POWER”」登場か
日本仕様は「スカイライン“e-POWER”」になる!?
既存のe-POWERは、「ノート」などの小型車向け1.2リッター直列3気筒エンジン版と、「エクストレイル」などのミドルクラス向けの1.5リッター直列3気筒「VCターボ」版がありますが、この上にラグジュアリー用の2リッター直列4気筒 VCターボ版e-POWERを搭載するという予想です。
2リッタークラスのVCターボ自体はすでに存在しており、横置き・前輪駆動レイアウトで、北米向けの日産セダン「アルティマ」や、インフィニティのSUV「QX50」に搭載されてます。
エンジン単体では最高出力は248馬力、最大トルク370Nmを発揮する高性能なもので、これに高出力対応のe-POWERシステムが用意できれば良く、搭載は可能と考えられます。
また後輪をプロペラシャフト不要な「e-Axle」の4WDにしてしまえば、後席の中央にあるセンタートンネルの高さも下げることができ、電気信号で前後の駆動トルクバランスを繊細にコントロールすることも可能です。
後輪駆動の軽やかなハンドリングと4WDの安定感の両立も狙えるうえに、スカイラインらしい乗り味をつくりこむこともできることから、メリットも多いと考えられます。
この新型パワートレインを採用した新型e-POWERセダンこそが、次期型スカイラインの「あるべき姿」ではないでしょうか。
※ ※ ※
ビジョンQeには、スカイラインの象徴である丸目四灯テールランプがありませんでした。
海外向けのインフィニティなら、コンセプトカーのままのデザインでもいいでしょう。
しかし日本向けに関しては、これまでスカイラインが構築してきたイメージを守ることは何より重要な要素となります。
日産は2024年3月25日、新たな経営計画「The Arc」を発表し、今後3年間で投入する予定の新型車のシルエットを動画で公開しましたが、そのなかには“次期型スカイライン”を想起させる独特な「丸目4灯」のテールランプを持つモデルの姿も含まれていました。
インフィニティとの造り分けについては、大いに期待して良いのではないでしょうか。
スカイラインのテールランプですが、正しくは4連ドーナツテールです。
ドーナツ輪の中の造作はケンメリとジャパン前期・R35GTRはウインカーとバックランプ入り、ジャパン後期はウインカーとリフレクター入り、R30以降はリフレクターのみです。
S54は三菱コルト1100同様左右一対のドーナツで穴の中にリフレクター、歴代4気筒モデル、ハコスカとV35はドーナツどころか丸くもありません。
なので丸テールは伝統ではなくその時々におけるメーカーの判断によるもので、「スカイラインに丸テールを採用する場合ドーナツ発光にする」というのが伝統というかお約束にしているのではないでしょうか。
「めちゃカッコいい」っていちいち付けんなよ、いらんから、ホンマ目に邪魔でしゃーないわ。