日産が「新型セダン」を世界初公開! 2台の「ゴツSUV」も登場! 26年度までに投入の「新型モデル」4台を北京ショーで披露

日産は「北京国際モーターショー2024」で4台のコンセプトカーを世界初公開しました。

SUVとセダン それぞれ2台を公開!

 日産は2024年4月25日、中国・北京で開催されている「北京国際モーターショー2024」において、4台のコンセプトモデルを世界初公開しました。
 
 また、2026年までに5車種のNEV(新エネルギー車)を中国に投入すると発表しています。

日産がセダン2台とSUV 2台を世界初公開
日産がセダン2台とSUV 2台を世界初公開

 日産は2024年3月25日に発表した経営企画「The Arc」において、2026年度までに各市場で投入する新型車の概要について明らかにしています。

 このうち、中国市場においてはラインナップのうち73%を刷新し、NEV8車種(うち4車種は日産ブランド車)を投入すると予定していました。

 今回の北京国際モーターショーでは、これに1車種を加えた5車種を投入することがアナウンスされています。

 そして、投入予定とする2車種の電気自動車(EV)と2車種のプラグインハイブリッド(PHEV)、計4台のコンセプトカーを世界初公開しました。

 EVセダン「エポック・コンセプト」は、都市や郊外の走行を楽しみ、最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルを向上させたい活動的な人に向けたモデルだと言います。

 エポック・コンセプトは、流麗なスタイリングに一文字のヘッドライト・テールライトを装備し、コンセプトカーとしては比較的現実味のあるデザインをまとっています。

 AIで拡張されたIoTを備え、バーチャルパーソナルアシスタントとの感情豊かなコミュニケーションを通じて、より快適な生活を実現するとしています。

 EV SUV「エピック・コンセプト」は、週末に冒険を楽しむ都市部のカップルに最適なモデルで、市街地でも高速道路でも自動運転が可能。

 様々な機器やキャンプ場、パーティーでの電力供給が可能で、搭載された数々のテクノロジーがリラックスした雰囲気を創り出します。

 エクステリアは、日産が海外で展開している高級ブランド インフィニティが発表して間もない「QX80」と類似する、フィン形状のヘッドライト・テールライトを装備したほか、ワイドな前後フェンダーや、太いクオーターピラーが特徴です。

 PHEV SUVの「エラ・コンセプト」は、クルマを第二の家と考える若いビジネスパーソンのためのクルマで、連動するエンターテイメントシステムとゼロ・グラビティシートを備えています。

 進化した電動四輪制御「e-4ORCE」とアクティブエアサスペンションにより、快適で安心なドライブを楽しむことができます。

 デザイン面はエピック・コンセプトと共通する雰囲気を持ちますが、ルーフバーが装着され、フロントフェイスもスクエアなデザインが強調されています。インテリアは、大型のセンターディスプレイ2枚が装備され、先進的なイメージを与えます。

 PHEVセダン「エヴォ・コンセプト」は、先進の運転支援技術と安全性能を備えたモデルで、週末の旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出すると言います。

 また、AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートします。

 エポック・コンセプトとは異なるデザインで、切れ長で鋭いヘッドライトやインパネからドアトリムまで連続した、包みこまれるようなモダンなインテリアが特徴です。

 これら初公開の4車種に加え、ブースでは2023年10月に公開されたEVコンセプトスポーツ「ニッサン ハイパーフォース」とSUVスタイルの「ニッサン ハイパーパンク」を中国で初公開し、ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦するフォーミュラEマシンも展示しています。

 今回の北京国際モーターショー2024で日産の内田 誠社長は、以下のようにコメントしています。

「変化の激しい中国において持続的な成長を果たすため、日産は新経営計画 The Arcで発表した通り、中国市場向けに最適化した戦略に取り組みます。

 本日公開したコンセプトカーをベースとして開発する新エネルギー車を皮切りに、競争力の高い多様な新車を投入することで、バランスの取れた商品ラインナップを構築します。

 そして、中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティ体験を提供していきます」

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2件のコメント

  1. 日産の新型車広告は中国、欧州発売車ばかり、日本で発売の新型車は殆んどなく現状維持の車販売で売り上げ伸ばそうといった思いでの広告は新鮮味がない。その様な日本以外で発売する広告をいつまでも見せられて飽き飽きしている。日本に新型車発売する車を出さず中国、欧州重点の発売ばかりでは日本ユーザーに立った見方が出来ない会社なのかと思い。ユーザー心理がわかってなく、腹立たしい次第だ。

  2. 現行スカイラインに乗っているがV36型が出た時はこの様な記事を見て一目惚れし購入した
    3.5㍑で四駆なら多分、今でも乗っていると思う。
    性能や色々売りたい部分は沢山有ると思うが一目惚れで買えるのが1番幸せだと感じる
    当時は正直、スカイラインなんて興味無かったがイチローがCMキャラクターに抜擢されて今考えると良い時代だったのかも。
    現行モデル含めて今の日産のデザインなら次は買わないかなぁ

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