フロントガラスの「黒いツブツブ」は何のため?「薄い色」が帯状に付いている場合も! 気になる「謎の模様」に秘められた意味とは
フロントガラスをよく見ると、上部のフチに「黒いツブツブ」の模様が描かれていたり、「薄く帯状に色が付いている」ことがあります。これは一体どのような理由で採用されているのでしょうか。
「黒いツブツブ」は安全のための重要な加工!
フロントガラスをよく見ると、上部のフチに「黒いツブツブ」の模様が描かれていることがあります。
とくにフロントガラス中央のバックミラー取り付け箇所付近は気づきやすい場所のため、「これって何のため?」と不思議に思っている人もいるでしょう。
この模様は一体どのような理由で採用されているのでしょうか。
黒いツブツブの正式名称は「センターバイザー」と呼ばれるもので、フロントガラスの上部から差し込む光のまぶしさを軽減する効果があります。
バックミラーを確認する際に、もし太陽光が視界に入ってしまうと、ミラーが見えにくくなるため非常に危険です。
そのため、黒いツブツブを用いたセンターバイザー加工を施して光を遮り、安全にバックミラーが見えるようにしているのです。
そんなセンターバイザー加工ですが、近年のクルマには標準で採用されているものの、古いクルマには施されていない場合もあります。
実はそんなとき、“後付け”でセンターバイザー加工を追加することが可能。
この後付けのセンターバイザー加工は実は非常に簡単で、カー用品店などで「ドットシール」を購入し貼り付けるだけです。
センターバイザー加工が施されていない中古車を購入した際は、安全性を高めるためにDIYでカスタマイズしてみるのも良いでしょう。
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