フロントガラスの「黒いツブツブ」は何のため?「薄い色」が帯状に付いている場合も! 気になる「謎の模様」に秘められた意味とは
ではガラス上部の「薄い色」が付いた部分は何?
黒いツブツブ模様とは別に、フロントガラス上部に「薄く帯状に色が付いている」クルマを見かけることもあります。

とくに黒や青色、緑色のものが一般的ですが、これは「トップシェード加工」といって、センターバイザー同様に「日差しを軽減させる効果」があるといいます。
運転席に差し込む太陽光は「サンバイザー」でガードすることが通常ですが、サンバイザーはサイズが大きく、また完全に不透明なので視界が狭くなってしまうのが難点。
しかし、トップシェード加工が施されている場合、太陽の位置が高い時間帯であればサンバイザーを使うことなく手軽にまぶしさを抑えることができます。
その一方で、夕方など太陽の光の差し込む角度が低い場合には効果が期待できません。
ちなみに、トップシェードも先述のセンターバイザー加工同様に、帯状のシールを貼ることで後付け加工が可能です。
ただし、シールを貼った分だけ必然的に多少なりとも視界は悪化するので注意が必要です。
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このように、フロントガラス上部の「黒いツブツブ模様」や「薄く帯状に付いた色」は、太陽の光によるまぶしさを抑え、バックミラーを見やすくするためのものでした。
安全運転には欠かせない機能ですので、これを機にその効果を意識的に実感してみてはいかがでしょうか。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。








