ホンダがスゴい「新型軽バン」今秋発売! 前後2人乗り「タンデム仕様」が斬新! 価格は6月発表で「N-VAN e:」どんな人が買う?
2024年春の発売を予定していた新型「N-VAN e:」について、ホンダは「一部部品の量産に向けた生産体制の整備遅れ」を理由に発売を2024年秋に延期しました。
発売延期した「N-VAN e:」とはどのようなモデル?
ホンダは2024年春に発売を予定していた「N-VAN e:」の発売を同年秋に延期すると発表しました。
新たな軽商用バンとして注目の集まるモデルですが、どのようなユーザーが購入を検討しているのでしょうか。
ホンダは2024年春に発売を予定していた新型軽商用EV(電気自動車)「N-VAN e:」を2024年秋に発売を延期すると発表しました。
ホンダはこの発売延期について、「一部部品の量産に向けた生産体制の整備遅れのため」と説明しています。
なお、N-VAN e:の先行予約を2024年5月に開始、価格、主要諸元などの詳細情報については6月に発表されるとのことです。
N-VAN e:は同社の軽商用バンで2018年登場の「N-VAN」をベースにした軽商用EVです。
低床でBピラーのないことや、助手席シートをフロアに格納でき、N-VANの特徴である広い室内空間や積み下ろしの自由な動線が継承されています。
くわえて、パワフルな走りや静粛性など、EVならではの特長も発揮された実用的なモデルとなっています。
エクステリアは助手席側のセンターピラーがない構造のボディなど、基本的にN-VANと共通のデザインとなっています。
一方、インテリアでは、N-VANとは異なるインパネが採用され、エアコンやシフトパネル、収納トレー、充電用USB端子などをドライバー側に近づけるなど、使い勝手の向上が図られました。
また、パワーユニットには小型の電動アクスルと薄型化した大容量のバッテリーが採用され、低床構造や荷室のスペースが確保されています。
さらに、詳細な出力などは不明ですが、EVならではのスムーズでトルクフルな特性によって、フル積載でもN-VANターボエンジン搭載車と同等の加速性能を果たしているようです。
低振動・低騒音というのもN-VAN e:ならではの特徴であり、閑静な住宅街や夜間や早朝での配送で強みを発揮します。
充電は6kWの普通充電に対応し、約5時間で完了します。また、50kWの急速充電では約30分で充電が可能。
夜にゆとりを持って充電しておけば、朝には満タンになっているため、日常的に利用するあらゆるユーザーが使いやすい設計になっています。
なお、充電満タン時の航続距離はWLTCモードで210kmを目指して開発されているようです。
グレードは3タイプに分かれ、「e:L4」「e:L2」「e:FUN」が用意されています。
e:L4はベーシックなモデルで、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システム「LKAS」などの先進運転支援「ホンダ センシング」や、電動格納ミラーやマルチインフォメーションディスプレイが標準装備されています。
e:L2は前後2人乗りのタンデム仕様で、助手席側前後シートが装備されていません。
より低床化され、商用バンとしての積載性がさらに向上されたシンプルなグレードとなっています。なお、取り扱いはホンダの新車オンラインストア「Honda ON」限定となっています。
e:FUNは最上級グレードで、仕事やレジャーにも馴染むデザインと機能性を有しています。
フルLEDヘッドライトやリアシートヘッドレスト、急速充電ポートを標準装備するほか、インテリアカラーには唯一アイボリーが採用されていることも特徴的です。
豊富なボディカラーも用意されており、全9色が用意され、e:L4とe:FUNではモノトーンと2トーンも選択可能です。
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