日産が「シルビア」実車公開! “後輪駆動”の超レトロ「小型FRスポーツカー」! 人気の絶えない「斬新モデル」いま展示した理由とは
日産は、4月12日から14日まで開催の「オートモビルカウンシル2024」にて、スポーツクーペ「シルビア」の実車を展示しました。一体どのようなモデルで、なぜ同車が今展示されたのでしょうか。
永遠の名車「日産シルビア」が登場!
日産は、4月12日から14日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の「AUTOMOBILE COUNCIL 2024(オートモビルカウンシル2024)」の日産ブースにて、スポーツクーペ「シルビア(S13型)」の実車を展示しました。
同車は1988年に販売を開始した、約40年も昔のレトロなクルマですが、一体どのような特徴を持つモデルなのでしょうか。
オートモビル カウンシルは、「CLASSIC MEETS MODERN AND FUTURE(クラシックとモダンと未来の融合)」をテーマとする主にヘリテージカーを中心とした自動車イベントで、2016年から毎年開催がされています。
日産は今年のブースのテーマを「LOVE GOES ON -Nissan Loves Every Customer-」と設定。
同社は昨年12月に“創立90周年”を迎えたことから、これからもユーザーとの相思相愛の関係を拡げていくという意味を込めつつ、春らしい温かみとさわやかさを表現した世界観でブースを構築しました。
その展示内容は、本イベントの根源的な目的である「旧車を愉しむ文化」を世に伝えることを強く意識しつつ、とくに20代・30代といったより若い世代にフォーカスしたもので、日産の過去の膨大なラインナップの中でも名車と呼ばれるモデルの実物を展示。
対象となったのは、昨年秋に実施された人気投票「日産ヘリテージカー総選挙」から選出されたS13型シルビアのほか、レトロな2ドアオープンカー「フィガロ」と、スポーティさに定評のある「P10型プリメーラ」です。
このS13型シルビアは、2ドアスペシャリティカーとして伝統のある同シリーズの5代目モデル。
「アートフォース・シルビア」のキャッチコピーで1988年5月に発売され、シンプルでありながらスタイリッシュで美しいデザインや、操作性の素直な後輪駆動(FR)、高性能な4気筒ツインカムDOHCエンジンを採用し、そのスタイリングとスポーティな走りは約40年経った現在でも高い支持を受け続けています。
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今年のオートモビル カウンシルの日産ブースでは、先述のようにシルビアにくわえてフィガロとプリメーラも展示され、また最新の日産車としては2024年1月にデザイン変更などの改良を実施したコンパクトカー「ノート」が出展されています。
いづずれも、人気投票や販売台数において高い人気を確立している車種であり、自動車史としても価値のある記念すべきモデルですので、日産ファンならずともこの機会に実車を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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