三菱が「ランサーエボリューション」を発売! 1000万円超えの「特別なエボX」が登場! 初日でまさかの“売約済”!? 最後の「ランエボ」どんなモデル?

三菱は「オートモビルカウンシル2024」に出展し、「ランサーエボリューション ファイナル エディション」を展示販売しました。どのようなクルマなのでしょうか。

1000万円超えの超貴重な「ランエボX」 すでに売約済み…

 三菱自動車工業(以下三菱)は2024年4月12日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)に出展しました。
 
 ブースでは車両展示のほかに、「ランサーエボリューション」(ランエボ)の「ファイナル エディション」が販売され、初日で成約となりました。

三菱が販売した1025万円の「ランエボファイナルエディション」
三菱が販売した1025万円の「ランエボファイナルエディション」

 今回、オートモビルカウンシル2024での三菱のブーステーマは「モータースポーツへの挑戦の歴史」として、「パジェロ」やミディアムセダン「ギャラン VR-4」、ランエボVIなどのラリーカーを展示しました。

 ギャラン VR-4のラリーカーは3月18日に75歳で逝去したラリードライバー・篠塚 建次郎氏が1992年のアイボリーコーストラリーで総合優勝を飾ったクルマで、加えてブースの壁面にはラリー参戦の経歴など、篠塚氏の功績をたたえる展示も実施されています。

 加えて、四輪駆動技術の礎となった1982年5月発売の初代パジェロ、2024年2月に日本市場に復活したピックアップトラック「トライトン」のカスタム車「トライトン スノーシュレッダー コンセプト」も披露されています。

 そして、ランエボファイナルエディションの展示販売も実施されました。

 ランエボファイナルエディションは、1992年に初代が登場したランエボシリーズが生産終了することを記念した特別仕様車で、2015年8月に1000台限定で発売されました。

 最終型で2008年に登場したランエボX(CZ4A)の「GSR」(5速MT車)をベースに、シリーズ最高313馬力・429Nmへ出力向上した改良エンジンを搭載。

 通常モデルではオプションとなる「ハイパフォーマンスパッケージ」を標準装備し、サスペンションやブレーキなどの性能が向上しています。

 エクステリアでは専用ダーククロームメッキグリルやグロスブラックのバンパーセンター、エアアウトレット、専用エンブレムを装着。ボディカラーはルーフがブラックとなる2トーンカラーを設定しました。

 インテリアにもシリアルプレートやマルチインフォメーションディスプレイのオープニング画面に「Final Edition」の演出が加わるなど、特別感のあるモデルに仕上げられています。

 新車価格は429万8400円でしたが、今回は「チタニウムグレー」にブラックマイカルーフの2トーンが選択された個体で、1025万円のプライスを掲げて販売。すでに成約となっています。

 三菱の担当者によると、「3日間での展示で注目を集められたらと考えていましたが、開幕から1時間を待たずに売約となりました」といい、収益の一部は1月に発生した能登半島地震の義援金に充てられるとしています。

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4件のコメント

  1. 買う人はほとんど乗ることもしない投資家である

    • 販売額の一部が被災地の為の募金になるのであれば、別に購入動機なんて何でもいい。

  2. イイネ
    日本の自動車産業30年の停滞を吹き飛ばしてくれるようだ。
    パジェロ、トライトン゙、アウトランダー、
    元気だね

    • 欠片も感じられないけども…
      日産も然りだけど開発に予算を充てられないって致命的だと思う
      ジタバタしようが前に進む事が工業製品の最低限のスタンスであり熟成って有り得ません

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