有名女優も「ありかも」と驚きの声!? 今夏発売の新型「高級スポーツセダン」も実車公開! 中国「BYD」が大攻勢を開始した「狙い」とは
BYDオートジャパンは2024年4月10日、BYDブランドの新たな発信を図る新TVCMを発表しました。今後さらに新型車の投入や販売店の拡大など様々な攻勢を図るといいます。同社の狙いについて話を聞きました。
長澤まさみさん出演のTVCMで国内の大攻勢を図る「BYD」
中国・BYDの日本法人、BYDオートジャパンは2024年4月10日、BYDブランドの新たな発信について発表を行いました。
ブランド展示の期間限定イベントを東京・原宿で実施するほか、新型車の投入や販売店の拡大、さらに人気俳優の長澤まさみさんが出演する新たなTVCMの放映も始まりますが、同社がいまこうした大攻勢を図る狙いはどこにあるのでしょうか。
BYDオートジャパンは、2023年1月に発売を開始したミドルサイズの電動SUV「ATTO3(アットスリー)」をはじめ、同年9月に導入されたコンパクトEV「DOLPHIN(ドルフィン)」など、様々なEV(電気自動車)をラインナップしています。
4月12日から始まるTVCMでは、そんなBYDオートジャパンの新ブランドを象徴する「ありかも、BYD!」のキーワードをもとに展開されます。
「EVなんて自分には関係ないじゃない?」と話していた長澤さんが、同社のコンパクトEV「ドルフィン」に触れていくうち「ありかも、BYD!」となるというもので、今後第二弾のTVCMも予定されています。
一大キャンペーンの実施に踏み切った理由について、BYDオートジャパンの東福寺 厚樹 代表取締役社長は次のように話します。
「BYDのブランドについては、首都圏こそ知っていただいていますが、地方のモーターショーなどでアンケートを実施したときには、まだまだ知られていないということがわかっています。
TVCMやWebなどの情報発信を通じて、ショールームに来ていただき、試乗して欲しいというのが一番です」
かなりの高頻度で露出を図っていく予定だといい、今後様々なシーンでBYDの名を目にする機会が増えそうです。
同社としては、国内モーターショー初出展となった2023年10月の第1回「ジャパンモビリティショー(JMS2023)」。この時に来日したBYD創業者の王 伝福 総裁や同社の幹部らの決断も大きかったといいます。
国内のBYD販売ディーラーを視察した際、彼らの口から「もっとブランド認知を高めて欲しい」との声を多く受けたことから、スピーディに話が進んだと東福寺社長は振り返ります。
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