日産「“R36型”GT-R」登場へ? 新たな「和製スーパーカー」は何が必要!? 「身近さ」「MT操る楽しさ」求める声も
日産は2024年6月、高性能スポーツモデル「GT-R」2025年モデルを発売しますが、これをもって現行(R35)型は生産を終える模様です。期待される次期型に対し、GT-Rファンは何を求めているのでしょうか。
「GT-R」の次期型にファンは何を求めているのか
2024年3月14日、日産は「GT-R」2025年モデルを発表しました。
いよいよこれがファイナルモデルとなるといいますが、一方ファンの間では早くも次期型GT-Rを期待する声も高まってきているようです。
現行(R35型)GT-Rは、それまでの「スカイライン GT-R」に代わり、「究極のドライビングプレジャーを追求する」を商品コンセプトに掲げ、2007年に登場したスーパースポーツモデルです。
直近では2023年3月登場の2024年モデルで、フロントバンパーとリアバンパー、リアウイングに空力性能を向上させる新たなデザインを採用するマイナーチェンジを実施するなど、今も絶えず改良を重ねて進化を続けています。
今回発表の2025年モデルでは、青を基調とした専用特別内装色を新設定したほか、「T-spec」2モデルに、最速仕様「GT-R NISMO Special edition」用だった高精度重量バランス部品を新たに採用して性能を向上させています。
GT-R 2025年モデルの販売価格(消費税込)は、1444万3000円から3061万3000円までです。
なお日産広報部は現行GT-Rについて、次のように説明します。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となります。なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので、開発の検討はしています」
このように2025年モデルがR35型としては最後のモデルとなるようです。
SNSなどでは早くも、次期型GT-Rに対する予想などで様々な意見が集まるなど盛り上がりをみせています。
そこで「次期GT-Rに期待したいこと」というアンケートを実施し、ユーザーの声を聞いてみました。
まず次期モデルについて「ズバリ欲しい?」と聞いたところ、回答者の87.5%が「欲しい」と回答。新型GT-Rに関する期待値の高さがうかがえます。
そんな「次期型GT-Rに期待することは?」(複数回答あり)の問いに対し「とにかくカッコいいデザイン」(62.5%)、「e-4ORCE(電動四駆システム)を使ったコントロール性」(53.1%)、「数値的なパフォーマンス」(50%)などの回答が続きます。
世界トップクラスの性能を誇るGT-Rの後継モデルだけに、パフォーマンスの高さに加え、格好良さを求める声があがっています。
しかしその一方で「手の届きやすいスポーツモデル」(34.4%)との声も根強く、さらに自由回答のなかには「マニュアルシフト(MT)の設定」を求める声もみられました。
なおR35型GT-Rは2007年のデビュー当初より2ペダルのデュアルクラッチトランスミッション(DCT)のみの設定で、3ペダルのMT仕様は用意されていません。
世界を圧倒する超高性能を実現する一方で、超高額なモデルとなった現在のGT-Rに対し、価格や操る楽しさという面で、もう少し身近な存在に戻って欲しいとのファンのメッセージとも受け止められます。
日産は今のところ次期GT-Rがどのようなモデルになるかについて、具体的な情報を一切明らかにしていません。
今後の動向が注目されるところです。
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