トヨタが新型「カローラ」初公開! 斬新すぎる「スポーツ仕様」発表に“カッコイイ”の声も! 躍動感あふれる「エアロ」採用した姿に反響あり
トヨタは「カローラ」シリーズ3車種の一部改良とともに特別仕様車を発表し販売を開始しました。同車についてSNSではどのような評価が寄せられているのでしょうか。
スポーティな新型「カローラ」公開に驚きの声
2024年4月2日、トヨタは「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」3車種の改良モデルとともに特別仕様車「ACTIVE SPORT(アクティブ スポーツ)」を発表し、同日より販売を開始しました。
同車についてSNSでは様々な反響が寄せられています。
カローラシリーズは1966年に初代が登場し、約60年にわたって販売され続けているトヨタの伝統的なモデル。
手の届きやすい価格と実用性・信頼性の高さから多くの人に親しまれ、これまでに世界150以上の国と地域で5000万台以上を展開しています。
現在、日本国内で展開されているカローラシリーズは、シリーズ通算12代目となる4ドアセダンの「カローラ」、5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」、5ドアステーションワゴンの「カローラツーリング」、ハイパフォーマンススポーツモデル「GRカローラ」にくわえて、11代目の「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」も継続販売されています。
今回発表された改良は、このうち12代目において実施されたもので、カローラ/カローラツーリングの「W×B」グレードではシートヒーター+ステアリングヒーター、ナノイーXが標準装備されるとともに、「プリウス」と同等の「デジタルキー」をメーカーオプション設定。またスマホアプリで解施錠が可能になりました。
カローラスポーツでは、「G”Z”」グレードにブラインドスポットモニター(BSM)+パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)、ナノイーXを標準装備するとともに、デジタルキーをメーカーオプション設定しています。
そして最大の注目点といえるのが、カローラ/カローラツーリングに設定された特別仕様車「アクティブスポーツ」の存在。
同車は特別な内外装や専用の足回りを装備し、スポーティに仕立てた全く新しいモデルです。
エクステリアは、力強いデザインのスポイラーを装着した専用フロントバンパーや、アティチュードブラックマイカ塗装と“ACTIVE SPORT”ロゴをあしらったロッカーパネルを採用。
ドアミラーやアルミホイールにも専用カラーを取り入れたほか、チューニングを施した専用サスペンションを採用し走行性能が高められています(2WD車)。
インテリアは上質な仕上がりで、合成皮革+ブランノーブ素材を用いたグレーステッチ入り専用スポーツシート、“ACTIVE SPORT”ロゴ入りの合成皮革インパネ、専用アルミペダルなど特別な装備により、運転中においても所有欲が満たせる演出が盛り込まれました。
そのほか、この特別仕様車アクティブスポーツにのみ専用のボディカラー「セメントグレーメタリック」も用意されています。
アクティブスポーツの車両価格(消費税込)は、カローラが314万300円から333万8300円、カローラツーリングが319万300円から338万8300円。
また、通常モデルである一部改良を受けたカローラは202万8600円から306万6300円、カローラツーリングは210万8600円から311万6300円、カローラスポーツは221万円から297万8100円です。
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今回発表された特別仕様車アクティブスポーツや、改良を受けたカローラシリーズは多くの注目を集め、SNSでは「新しいカローラかなり精悍でカッコいいね!」「お口ポカン顔がシャキッとしていい感じ」などの好評価と取れるコメントが多く見られます。
一方で、「カローラの特別仕様車が300万円か…」「気づいたら標準モデルも全部200万円超え!?」「もう値段がカローラじゃない、もはや高級車だね」といった、価格について言及する投稿も。
しかし、これについては、「今までクラウン級にしか付いてなかったような機能を標準装備してるから高くなるのは仕方がないよ」「今のカローラは上位モデルだったアリオン/プレミオを兼任して車格も上がってるからね」「世界から見たらカローラの値段は変わってない。円安の影響だよ」など、価格の上昇に理解を示す様々な意見もあり、見解が分かれたかたちです。
そのほか、「専用サスの採用は嬉しいけど、以前のMT設定がある時にこういう仕様を発売して欲しかった…」というコメントも寄せられ、GRカローラほど過激でない身近なMTのスポーツモデルを求める人も少なくない様子でした。
マイナーチェンジを新型というのはやめてくれ。