マツダが“白い”新型「和製スポーツカー」初公開! “市販化”進むロータリー搭載車! 「ポルシェ」級スペックの「アイコニックSP」登場
2024年4月1日、マツダは、2024年度の入社式を実施しました。その会場で、これまでに一般公開されてなかった“白い”新型「アイコニックSP」が展示されたようです。どのようなモデルなのでしょうか。
“白い”「アイコニックSP」初公開!?
2024年4月1日、マツダは、2024年度の入社式を実施。今年度は、技術系217名、事務系43名、技能系338名、医務系10名の合計608名の新入社員が入社したといいます。
その会場で、これまでに一般公開されてなかった“白い”新型「アイコニックSP」が展示されたようです。
新型アイコニックSPは、次世代の2シータースポーツカーのコンセプトモデルで、2023年10月に開催されたジャパンモビリティショー2023で世界初公開されました。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mmと比較的コンパクトで、車両重量は1450kgです。
エクステリアは、優れた運動性能を印象づける低重心のプロポーションを目指し、軽量・コンパクトなロータリーエンジンをクルマ中央部に寄せて搭載するコンセプトにより、50:50前後重量配分を実現しているといいます。
また新型アイコニックSPの特徴として挙げられるのが、マツダの歴史と伝統を象徴するロータリーエンジンの搭載です。
新型アイコニックSPに搭載されるのは「2ローターRotary-EVシステム」というもので、最高出力は370PSを発揮。従来のガソリンを使用するだけではなく、水素をはじめとした様々な燃料の使用が可能となっています。
登場当時から、「カッコイイ」「欲しい」など多くの称賛の声が上がっていたアイコニックSP。そのスタイリングはおおよそ現実的な市販車とは思えませんが、意外にも市販化に向けて動いているといいます。
2024年1月に開催された東京オートサロン2024で、代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は新型アイコニック SPについて以下のようにコメントしています。
「アイコニックSPに対し、極めて大きな反響、そして熱烈な声をいただき、我々も感激しました。
そこでなんとか(市販化を)実現できるように、まずロータリー開発部門のスタートを切りました。
これはまだまだ解決しなければならない技術的な課題があり、ハードルもものすごく高いです。
しかしマツダが得意とするあくなき挑戦精神で立ち向かってみようと、現在社内の奮起を期待しているところです」
また同氏は、この時そのパフォーマンスについて「ポルシェ911相当のパフォーマンスを秘めている」とも説明しており、スポーツカーとしての能力の高さも感じられます。
そんな期待高まるアイコニックSPですが、ジャパンモビリティショー2023に登場した車両には、コンセプトカラーとされる鮮やかなヴィオラ・レッドが施されていました。
一方今回入社式に登場したのは、“白い”新型アイコニックSP。フロントのセンターには黒いストライプも配されており、ジャパンモビリティショー2023登場車両とは少し異なる仕様となっております。
また、ミラーの形状も異なるほか、内装が作り込まれておらず、もしかしたら初期のデザイン検討に用いたプロトタイプ的な存在の1台なのかもしれません。
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前述の毛籠氏は、今回の入社式で新入社員に向けて、以下のように激励のコメントを残しています。
「マツダという会社は、ここ広島で104年間、地元の生き様、歴史と共に育ってきた会社です。『平和都市・広島』に生まれ育った企業市民として、平和の証である人々の笑顔をつくり、社会をより豊かにすることに貢献していきたいという“想い”が、今も私たちマツダ従業員の根底に流れています。
皆さんも、今日からその一員です。今後もマツダがお客さまに選ばれ続ける為にも、前向きに今日を生きる人の輪を広げていく為にも、皆さんには、フレッシュな原動力になっていただきたい。これから一緒に頑張っていきましょう」
今回入社した新入社員たちが、新型アイコニックSPの開発に携わるかはわかりませんが、激励を受けた社員たちの活躍に期待が膨らみます。
いいかげん鼓動デザインやめたほうがいい。過去の栄光に浸る日本陸軍に近い。
この小さいリトラクタブルライトも完全に時代錯誤。
スタイル的にも訴求感ないフォルム。扇風機のようなホィール。この赤ボディももおじいちゃんウケ狙いでしょうか。褒めるべきところがない・。。