「家にタイヤの置き場がない!」“冬タイヤ”交換時に気になる「タイヤ預かりサービス」は便利なの? 年間の「保管料」や使い勝手を調べてみた!

意外と安い?「ガソリンスタンド」の預かりサービス

 ディーラーの場合も、メーカーや販売エリア(担当販売店)で料金が異なります。

「ガソリンスタンド」の預かりサービスはどう?(※画像はイメージ)
「ガソリンスタンド」の預かりサービスはどう?(※画像はイメージ)

 実際に調べてみたところ、15インチのタイヤを1年間1万5000円前後で預かってくれる店舗もあれば、同じサイズを1年預けると3万円以上という店舗があるなど、かなり料金にバラツキがあるようでした。

 また、タイヤ専門店でもタイヤ保管サービスを行っています。

 タイヤ専門店の場合、料金は1年間で1万5000円~2万円とカー用品店よりもお得な金額。

 ただし、そのお店で購入したタイヤでないと預けられないなど、利用条件が定められているケースが多いため注意しましょう。

 他にも、ガソリンスタンドでも保管サービスを行っており、例えば「宇佐美鉱油」では、一部の店舗でタイヤ保管サービスを実施しています。

 コースは夏シーズン(3月1日から11月30日まで)と、冬シーズン(10月1日から5月31日まで)の2コースがあり、料金は約6000円~1万4000円(エリアによって料金が異なる)。

 例えば、関東エリアの場合、15インチタイヤを夏シーズンに預けた場合の料金は1万200円でした。

 こうしたタイヤ保管サービスを利用する際に注意したいのが、「すぐにタイヤを出してもらえるのか」という点。

 店舗によっては、急な引き渡しが不可能になっており、何日か前に事前予約する必要があります。

「すぐにスタッドレスに変えたい!」となっても難しいので、サービス利用時に必ず確認しておきましょう。

※ ※ ※

 このようなタイヤ保管サービスは、保管スペースがない人にとって非常に助かるサービスです。

 場合によっては1万円以上の保管料金が必要ですが、適切な環境で保管してもらえるため、タイヤの劣化を防ぐことにもつながります。
 
「冬に買ったスタッドレスの置き場所がない!」という人は、保管サービスの利用を検討してみるのも良いかもしれません。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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