マツダが「“新”軽バン」にCVT新設定! 悪路脱出性アップに「ありがたい」の声! 性能向上した「スクラム」への反響は?
マツダは「スクラムバン/スクラムワゴン」の改良モデルを発売しました。これについてどのような反響があったのでしょうか。
CVT設定でさまざまな性能がアップ!
マツダの軽商用車「スクラムバン」と軽乗用車「スクラムワゴン」が一部改良をおこない、2024年3月25日に発売されました。
スクラムシリーズはスズキ「エブリイ/エブリイワゴン」のOEM車。2月27日のエブリイシリーズの仕様変更を受けて、マツダ版も刷新しています。
スクラムバンの一部改良では、走行性能、燃費性能が向上したほか、快適性、安全性も高められました。
スクラムバン「PA」以外の全車のトランスミッションにCVTを設定。従来モデルよりも静粛性を向上させつつ低燃費も実現しています。
また、このCVT車には「ブレーキLSDトラクションコントロール」を搭載し、ぬかるみなどからの脱出をアシストします。
これにより、スクラムバンのパワートレインは、660cc自然吸気エンジンに、5速MT・4速AT・CVTのいずれかを選択することが可能。スクラムワゴンは660ccターボエンジンにCVTのみの組み合わせになります。
さらに、4WDモデルには電子制御式のパートタイム4WDを設定。使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つの走行モードが選択できるようになりました(スクラムバン「PC」「BUSTER」グレード以外)。
装備面では、スクラムバンの「PC」「BUSTER」グレードに運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブルを設定して快適性を向上させるとともに、LEDヘッドランプを採用してより安全な運転環境をドライバーに提供します。
ボディカラーは、「BUSTER」グレードに「モスグレーメタリック」「パールホワイト」の2色を追加しました。
一方のスクラムワゴンは、本革巻ステアリングホイールやLEDヘッドランプ、オート格納機能付きLEDサイドターンランプ、助手席シートバックテーブルを全車標準装備。
ボディカラーは新色の「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」が新たに採用されました。
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今回のスクラムバンおよびスクラムワゴンの改良について、さまざまな反響が寄せられています。
「4WD+LSDは悪路ではありがたいです」「ついにCVTになるのか」など性能向上を歓迎する声がありました。
その一方で、「実用重視とはいえ、もうちょっとデザイン変えるとか出来ないもんでしょうか」「軽バンを作っているのが3社しか無いから仕方ないかもしれないが、代わり映えがしない」など、スズキからのOEM車ということもあり、個性が欲しい感じる人もいるようです。
また、「マツダ独自のポーターバンの復活を望む」と、かつてのマツダの軽商用車の再投入を希望するコメントも見られました。
車両価格(消費税込)は、スクラムバンが114万9500円から171万500円、スクラムワゴンが186万7800円から209万5500円です。
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