日産新型「エルグランド」発表へ!? 14年目の進化ある? 刷新で何が変わる? 元祖高級ミニバンはどうなのか
2010年の登場から14年以上にわたって販売され続けている日産の高級ミニバン「エルグランド」が一部改良を控えているようです。「ご長寿モデル」にどのような変更がおこなわれるのでしょうか。
14年目を迎えるエルグランドに変化のウワサ
日産の高級ミニバンである「エルグランド」が一部改良を控えているようです。
2010年の登場から14年以上にわたって販売され続けている「ご長寿モデル」に、どのような変更がおこなわれるのでしょうか。
1997年に登場した日産「エルグランド」の初代モデルは、それまでのミニバンのイメージをくつがえす上質感を持つことなどから、当時のユーザーから大きな人気を集めました。
ただ、3代目となる現行のエルグランドは、2010年の登場以来1度もフルモデルチェンジがおこなわれていません。
ライバルのトヨタ「アルファード」は、その間に2度のフルモデルチェンジを果たしており、性能面や機能面の差は確実に開きつつあります。
そんなエルグランドですが、まもなく一部改良がおこなわれるようです。
14年目を迎えるエルグランドは、どのような点が変更されるのでしょうか。
関東にある日産販売店の担当者は次のように話します。
「今回の一部改良は、あくまで法規対応がメインです。
詳細については不明な部分も多いのですが、内外装のデザインやパワートレインに大きな変更はないと思われます。
なお、オーダー開始は2024年4月以降になると見られます」
ここでいう「法規対応」とは、2024年5月よりバックカメラやリアパーキングセンサーなどの「後退時車両直後確認装置」を、現在販売されているすべてのモデルに備えることが義務化されることを指しています。
現在、多くのモデルがこれに対応するための改良を進めており、エルグランドにおける一部改良もそうした流れのなかにあると言えそうです。
ただ、一部改良に対するユーザーの反応は少々鈍いようです。
前出の日産販売店担当者は次のように続けます。
「正直なところ、高級ミニバンを検討されているお客様は、アルファードやヴェルファイアへと流れてしまっており、エルグランドに関心を示されるお客様はそれほど多くはありません。
そのなかでエルグランドをお求めになるお客様は、上質な内外装や走りの良さをご評価いただいています。
しかし14年ものあいだフルモデルチェンジがおこなわれていないため、ライバルと比べるとどうしても古さが目立ちます。
やはり、フルモデルチェンジは不可欠だと思います」
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