三菱が「新型パジェロS」を初公開! 「国内復活」にも期待高まる! 上質「ワイン内装」に六角形グリル採用した“新モデル”タイ発表に大反響
三菱自動車のタイ法人が発表した新型「パジェロスポーツ」(2024年モデル)について、SNSなどでは多くの反響が寄せられています。
国内投入にも期待高まる
三菱自動車工業(以下三菱)のタイ法人は2024年3月18日、新型「パジェロスポーツ」(2024年モデル)を発表しました。
この2024年モデルについて、SNSなどでは多くのユーザーが話題にしています。
パジェロスポーツは三菱が主にアセアン地域で展開しているミディアムサイズSUVです。三菱の代表的な本格四輪駆動車「パジェロ」の名称を用い、オフロード性能・信頼性・耐久性を継承しながら、快適性・機能性を兼ね備えています。
なお、このうち初代は「チャレンジャー」として、日本国内でも販売されていました。
現行型は3代目で2015年8月に登場。ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに開発されました。
今回登場した2024年モデルでは、パワーユニットを一新したほか、デザインの変更もおこなわれています。
パワーユニットには、最高出力184馬力・最大トルク430Nmを発揮する2.4リッター4気筒ディーゼルターボエンジン「Hyper Power」ユニットを新規搭載。新世代の電子コモンレール噴射装置を備えたことで燃費の向上と車両の軽量化を図りました。
タイ仕様ではFRの2WDモデルと「スーパーセレクト4WD II」を搭載する4WDモデルが設定され、グラベル、マッド/スノー、サンド、ロックを含む4つのオフロード モードも搭載されています。
エクステリアはフロントフェイスを刷新。新デザインの6角形フロントグリルと前後バンパーを採用して精悍な表情になったほか、18インチの新デザインホイールも装備されました。
インテリアではブラック/バーガンディの2トーンカラーが追加され、新しいパターンのキルティングを施したシートや8インチのデジタルメーター、8インチインフォテイメントディスプレイを採用しました。
上級モデルでは8スピーカーのプレミアム ミツビシ パワー サウンド システムや12.1インチの後席モニターが設定されます。
先進機能としては、前方衝突軽減システム、誤発進軽減システムをはじめ、アダプティブ クルーズ コントロールを備えたクラス最高の「ダイヤモンド センス」を搭載。
マルチアラウンドモニターやリアクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト付きブラインドスポット警告なども設定されています。
また2024年モデルでは、iPhoneおよびAndroidスマートフォンで車両状態や電動テールゲートの操作などが行えるコネクテッドサービス「ミツビシ リモコン」も搭載されました。
新型パジェロスポーツ 2024年モデルの価格は138万9000バーツ(約575万円)から168万9000バーツ(約699万円)です。
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パジェロは1982年の初代登場以来、卓越した走破性能やスタイリッシュなデザイン、過酷なダカールラリーで好成績を残したことなどから人気を博していましたが、2019年8月に国内向けの生産を終了。
そして、2021年8月にはパジェロの生産拠点として存在していた子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)も閉鎖されるなど、長きにわたるモデルライフに終止符が打たれていました。
そうしたなか、一部報道でパジェロの国内復活がささやかれたこともあり、このパジェロスポーツについてもさまざまなコメントが寄せられました。
「早く日本で売って欲しいです!」「パジェロ日本再販しないかなー」「良いです。欲しいです」「来年、パジェロを出すとアナウンスがあったみたいなので楽しみにしてます」といった、国内での再登場を待ち望むコメントが多く投稿されています。
また、パジェロスポーツがトライトンと共通プラットフォームであり、新型トライトンが2024年2月に発売されたことなどから、全面刷新された次期パジェロスポーツに関心を寄せる声もあり、「これがFMC前最終型ですかね…」「パジェロスポーツはモデルチェンジしない感じになるのか…日本導入はまだ先になりそう」といった投稿も見られます。
さらに、「三菱頑張ってほしい」「デリカミニもイイ感じだし、トライトンも来たし。最近の三菱いいね」「昔のような活気を取り戻してもらいたい」など、三菱に対しての応援を寄せるユーザーもいるようです。
パジェロ復活を!と毎回言ってるのは高齢者が多い
万が一復活しても「こんなのはパジェロではない」と買う人はほとんどいない
ただ昔の車は良かったと言いたいだけ