トヨタの一番安い「ランドクルーザー」に注目ッ! 最上級より「330万円以上オトク」なのが魅力! 丸目×箱型ボディの「レトロデザイン」に“観音開きドア”&「リッター10キロ超え」パワトレ採用の「ナナマル」とは?
電動化や先進技術が進む現在の自動車業界ですが、どんな環境でも確実に走れる本格SUVの人気も依然として高いままです。なかでも長い歴史を持つトヨタ「ランドクルーザー」シリーズは世界中で高い信頼を得ています。今回は、シリーズの中でも比較的手の届きやすい価格で注目される「ランドクルーザー70」の特徴や魅力について詳しく紹介します。
無骨さが魅力のクラシック&シンプルな仕立て
自動車の世界では電動化や先進運転支援など新しい技術の話題が増えていますが、その一方で「どんな環境でも確実に走れるクルマ」に対する関心は今も衰えていません。
舗装された道路だけでなく、砂地や岩場、雪道などさまざまな状況を走破できる信頼性を重視するユーザーは多く、本格的なオフロード性能を持つSUVは長年にわたって支持され続けています。
近年は特に本格SUVへの注目が再び高まりつつあり、各メーカーが新しいモデルを次々と投入しています。そうした流れのなかで、トヨタの「ランドクルーザー」シリーズも例外ではなく、SNSなどでは注文状況や納車までの期間について話題になることが珍しくありません。
長い歴史を持つこのシリーズは、世界中の過酷な地域で使用されてきた実績があり、「信頼性の高いオフロード車」としてのブランドイメージを確立しています。
さらに2025年10月には新型「ランドクルーザーFJ」が世界初公開され、日本国内での発売は2026年と発表されました。
かつて人気を集めた「FJクルーザー」を思わせる個性的なデザインが大きな注目を集めています。

現在のランドクルーザーは「300」「250」「70」という3つの系統で構成されています。いずれも高い耐久性と優れた走破性を備えたモデルですが、価格は決して安いとはいえません。
その中で70シリーズは、他のモデルと比べて価格が大きく抑えられており、ランドクルーザーシリーズの中で唯一400万円台で購入できるモデルとして、コスト面でも魅力のある存在です。
ランドクルーザー70の歴史は古く、1984年に初めて登場しました。それ以来、基本的な構造を大きく変えずに改良を重ねながら世界各地で販売され続け、多くのユーザーから信頼を得てきました。
日本では一度2004年に販売が終了しましたが、その後も復活を望む声が多く寄せられました。
そうした要望を受けて2014年には期間限定で販売され、さらに2023年には約9年ぶりに国内で正式販売が再開されることになりました。この再登場は長年待ち続けていたファンにとって大きなニュースとなりました。
外観デザインは、現代のSUVと比べるとかなりクラシックな印象を受けます。ボディラインは角ばったシルエットが特徴で、無骨で実用性を重視した雰囲気が強く残されています。
丸型のヘッドライトや存在感のある16インチホイールなど、初代モデルを思わせる要素も多く、昔ながらのランドクルーザーらしさを感じさせるデザインです。
ボディカラーは3色のみというシンプルな構成です。ベージュ、スーパーホワイトII、アティチュードブラックマイカという定番色が用意されており、派手さよりも実用性を重視した選択肢となっています。
車内のデザインも外観と同様にシンプルで、豪華さよりも使いやすさが重視されています。
乗車定員は5名で、最近のSUVでは増えている3列シート仕様は採用されていません。その分、車内空間には余裕があり、荷物を多く積む用途にも対応しやすくなっています。
荷室のバックドアは観音開き式で左右に分かれており、それぞれサイズが異なる構造になっています。
片側だけを開けて荷物を出し入れすることもできるため、狭い場所でも使いやすい工夫がされています。
空調システムはマニュアル式を採用していますが、後席には独立したヒーターコントロールが備わっています。
安全装備としては、衝突被害軽減ブレーキなどを含む「トヨタセーフティセンス」が標準で搭載されています。
ただし、クルーズコントロールは一定の速度を維持する定速式のみで、前のクルマとの距離を自動で調整するACCは装備されていません。
オフロード性能に関しては、電動デフロックやアクティブトラクションコントロール、ダウンヒルアシストコントロール、ヒルスタートアシストコントロールなど、悪路での走行をサポートする機能が多数採用されています。これらの技術によって、滑りやすい路面や急な坂道でも安定した走行が可能になります。
パワートレインには2.8リッターディーゼルターボエンジンが搭載されており、最高出力204ps、最大トルク500Nmという力強い性能を発揮します。
トランスミッションは6速ATで、駆動方式はパートタイム4WDが組み合わされています。この構成によって、高い牽引力と安定した走行性能を実現しています。
価格(消費税込み)は480万円となっています。ランドクルーザー250は520万円(GX)から735万円(ZX)、ランドクルーザー300は525万2500円(GX)から813万6700円(GR SPORT、ディーゼル車)という価格帯であることを考えると、70シリーズが比較的購入しやすい位置にあることが分かります。
最上級モデルとは330万円以上の差があり、性能と価格のバランスを考えると非常に魅力的なモデルといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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