トヨタ斬新「すごいスターレット」登場! 5ドアハッチのスポーティ仕様が走った!? 注目度高いカスタムモデル、南アに現る!
2024年3月15日にトヨタ「スターレット」をベースにカスタマイズしたモデルでレースに参戦しました。かつて日本でも販売されていたクルマですが、海外ではどのような進化を遂げているのでしょうか。
スゴいスターレットが走った!
Toyota Gazoo Racing South Africa(以下TGR SA)は、2024年3月15日にトヨタ「スターレット」をベースにカスタマイズしたモデルでレースに参戦しました。
日本では懐かしい名となったスターレットですが、南アフリカではどのような状況なのでしょうか。
1973年に初代が登場したコンパクトハッチバックのスターレットは、当時3ドア/5ドアをラインナップ。
モデルチェンジを重ねて、1999年に5代目が生産終了となり、日本での歴史に幕を閉じます。
その後、2020年9月に南アフリカでスターレットの名が約20年ぶりに復活を果たしました。
スズキ「バレーノ」のOEM車として登場したスターレットは、2022年5月にマイナーチェンジも実施。
南アフリカでは、スターレット以外にも2021年10月にスズキ「エルティガ」のOEM車で「ルミオン」、2023年1月にスズキ「セレリオ」のOEM車として「ヴィッツ」が登場するなど、日本人からすると懐かしい名前が復活しています。
そんな中南アフリカで復活したスターレットは、TGR SAによるモータースポーツ活動も盛んです。
2022年5月にはラリー仕様を発表しており、当時のトヨタ南アフリカ副社長・マーケティング担当のグレン・クロンプトン氏は「スターレットは当社にとって重要なモデルであり、ラリーへの参戦は南アフリカの熱心なラリーファンに販売するチャンスを与えてくれます」と述べていました。
そして2024年1月には新たにレース仕様をお披露目しています。
TGR SAによれは、Supa cupという現地のBセグハッチバックのシリーズ戦に参戦するためのモデルだと言います。
なおこのSupa cupにはフォルクスワーゲン『ポロ』なども参戦しているようです。
なお車名は「GR STARLET」ではなく「Supa Cup STARLET」となり、あくまでもGRモデルではありません。
そんなSupa Cup STARLETは、純正と異なり専用のボンネット(ダクト付き)、フロントバンパー、サイドスカート、オーバーフェンダ、GTウイングを装着しています。
さらにブラックホイールに加えてタイヤはダンロップのSPORT MAXXを履くことでスポーティな印象を受けます。
TGR SAの担当者は発表時に「トヨタサウスアフリカがこの競技用スターレットを開発・製作をしてカスタマーサポートも行う予定です」と話していました。
そして3月15日には南アフリカのケープタウンにあるキラーニーサーキットで行われたレースにSupa Cup STARLETが参戦。
ポロなどと激しいバトルを繰り広げました。
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日本では見かけなくなったスターレット。しかし南アフリカでその名が受け継がれているようです
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