ホンダ新型「ヴェゼル」初公開! “進化”は顔面刷新だけじゃない! 注目の「オシャでシックな新色」とは? 深海に樹林の「落ち着いた個性派」が登場へ
2024年3月14日、ホンダが発表した、コンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジ。カラーバリエーションも新色が複数ラインナップされています。どんなカラーが投入されるのでしょうか。
個性豊かな「オシャゴツ新色」
2024年3月14日、ホンダが発表した、コンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジ。
フロントデザインが改良されたほか、アウトドアテイストを高め「タフ感」を増した新仕様を追加するなどの変更が行われ、2024年春に発売開始となります。
「ヴェゼル」の進化は、これらのデザインチェンジだけではありません。見た目に重要な「カラーバリエーション」にも変更があります。どう変わったのでしょうか。
まずハイブリッド「e:HEV Z」「e:HEV X」およびガソリン車「G」では、従来の「プラチナホワイトパール」「プレミアムサンライトホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」に、新たな2色「スレートグレー・パール」「ボタニカルグリーン・パール」を追加。
さらに「e:HEV Z」では、3つめの新色「シーベッドブルー・パール」もラインナップされます。
また、「e:HEV Z」には、AWDやパノラマルーフが選択できる「PLaY(プレイ) パッケージ」が新設定。ツートンカラーは「プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック」「クリスタルブラック・パール&シルバー」に加えて、新色を用いた「スレートグレー・パール&ブラック」「ボタニカルグリーン・パール&ブラック」がラインナップされます。
「e:HEV X」にアウトドアテイストが追加された「HuNT(ハント)パッケージ」では、「プラチナホワイトパール」「クリスタルブラック・パール」+新色「スレートグレー・パール」「ボタニカルグリーン・パール」「シーベッドブルー・パール」の5色をラインナップします。
さて、新色「スレートグレー・パール」「ボタニカルグリーン・パール」「シーベッドブルー・パール」とはどんな色なのでしょうか。
「スレートグレー・パール」はコンパクトカー「フィット」などにも採用されている、明るめの「淡いグレー」です。スレートは粘板岩の意味です。
「ボタニカルグリーン・パール」は、軽バン「N-VAN」のEVタイプ「N-VAN e:」にも採用されている、彩度を低めにしてシックな色合いになったグリーンです。黄緑でもあり、青みもうっすら混じっていて、少しグレー寄りでもある、まさに落ち着きのあるグリーンと言えます。
「シーベッドブルー・パール」はまったく新しいボディカラー。「海底の青」ということで、現モデルの「ミッドナイトブルービーム」にくらべ、さらに濃い青になっています。彩度も低くなり、やはりシックな色合い。地上の喧騒から離れて落ち着いた雰囲気を漂わせる色です。「e:HEV Z」と限定パッケージのみのカラーで、色合いを実物で確認するのが楽しみです。
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新色が3つ加わるいっぽうで、「ヴェゼル」のカラバリから姿を消す色もあります。「メテオロイドグレー・メタリック」「サンドカーキ・パール」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」の3色です。
「メテオロイドグレー・メタリック」は黒にかなり近いグレーで、グレーよりメタリックの風味が強い雰囲気です。より淡いグレーの新色「スレートグレー・パール」と現色「クリスタルブラック・パール」へ発展していく形とも言えます。
「ミッドナイトブルービーム・メタリック」も同様で、彩度をやや落としてシックにした「シーベッドブルー・パール」へ継承。「サンドカーキ・パール」は極めて淡いブラウンのマッドカラーで、これを緑方面へ寄せたのが新色「ボタニカルグリーン・パール」と解釈できるかもしれません。
ボタニカルグリーンかぁ、プレスラインが服のような色使いと相まって、ホテルマンの白いYシャツ、赤と青はカクテルドレス、黒はフォーマル、カーキーはスプリングコート、グレーは整備士の作業服のイメージだったけど、このグリーンはモッズコートかな?若々しさを感じないなぁ。