2024年3月9日と10日にポートメッセなごや（愛知県名古屋市）で開催した「名古屋オートフェスティバル2024」。このイベントで展示していたのが、一見するとレクサスのカスタムカーです。

　しかし赤いカーペットの上にある車体がよく映えるこのモデルのベース車は、トヨタの高級セダンでした。その正体は何だったのでしょうか。

　こちらを展示したのは「V-STAR」というグループ。ふじてんスノーリゾートで行われる「V-STAR.GP」など、山梨県で行われる多数のカーイベントを主催しています。

　そのV-STARのブースの中でも、特に注目を集めていたのが濃いグレーで塗装していた「レクサス風セダン」です。

　その正体は、トヨタの高級車「クラウン」でした。

　12代目の通称“ゼロクラウン”がベースですが、やはり一番注目すべきなのはその顔面でしょう。

　レクサスブランドでよく使われる「スピンドルグリル」を思わせるようなデザインになっているため、上質な色合いも相まって非常にゴージャスな雰囲気を醸し出しています。

　また、ボンネットには深い彫りが入っており、空気抵抗を考慮しているようです。

　フロント下部にはグッと突き出たスポイラーを配置。その流れは、側面のタイヤフェンダーとドア部分のサイドエアロに続いています。

　さらに、トランク部分には大型のスピーカーセットを完備。迫力のサウンドを奏でてくれます。

　車内には鮮烈な色合いが印象的な赤を使用。シートはもちろん、ドアの内張りやダッシュボードなども赤で統一しています。

　また後方部分には4つのエキゾーストを配置。その隣にもリアディフューザーを設けています。

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　赤いカーペットの上で見栄えもするレクサス風「クラウン」。それだけにコンパニオンの方が車両の隣に立った際には、多くの来場者で人だかりが出来ました。

　ブースの方にお話を聞くと、やはり魅力的なのは「横の美しいライン」とのことです。

　もちろん「レクサス風のデザインを再現した顔立ちについても注目して欲しい」とコメントをいただきました。