スバル唯一の「スポーツセダン」待望の“MT車”が日本上陸!? 約680万円で新車の「WRX」が買える! 一体どんなモデル?

国内仕様のスバル「WRX S4」はCVTを搭載したモデルのみですが、海外仕様のMT車が新車で購入できるようです。どういうことなのでしょうか。

カナダから新車の「WRX」MT車を並行輸入して販売!

 現在、スバル唯一のセダンとしてラインナップされるのが「WRX S4」です。
 
 現行モデルは2021年に全面刷新した2代目モデル。アグレッシブなスタイリングに加え、従来モデルより排気量を400cc拡大した2.4リッター水平対向直噴ターボエンジンや、スバルパフォーマンストランスミッション(CVT)、スバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造などによってパフォーマンスがアップしました。

スバルのスポーツセダン「WRX」
スバルのスポーツセダン「WRX」

 さらに、2023年10月に実施された一部改良では新世代アイサイトの安全性が向上。これまでのステレオカメラに加えて広角単眼カメラを追加した“3眼”とすることで、より一層さまざまなシーンに対応することが可能になっています。

 このように、日本で販売されるWRX S4のトランスミッションは“CVT一択”なのですが、海外ではMT車(マニュアルトランスミッション)も存在しています。

 海外では「WRX」の車名で販売されており、基本的なスタイリングは日本仕様と同様ですが、トランクリッドのエンブレムが異なるほか、リアワイパーが非搭載、MT車は手引き式のサイドブレーキを採用しています。

 先代のWRXでは、2リッター水平対向4気筒ターボエンジン(EJ20型)を搭載し、6速MTと組み合わせた「WRX STI」が人気だったのですが、現行モデルには設定されず、CVTのみとなったことからMTを求める声が挙がっているのも事実です。

 そんななか、ラリードライバーの新井敏弘氏が率いる「アライモータースポーツ」(群馬県伊勢崎市)が、海外仕様のWRX MT車の新車を並行輸入して販売するとX(旧ツイッター)に投稿しました。

 同社が並行輸入するのはカナダ仕様のWRX ベースグレードで、左ハンドル車です。

 カナダ仕様のWRX 2024年モデルは、MT車にも運転支援システム「アイサイト」が標準搭載され、プリクラッシュセーフティやアダプティブクルーズコントロールが使用できるようになりました。

 現地での価格は3万3695カナダドル(日本円で約376万円・2024年3月21日時点)ですが、アライモータースポーツでは乗り出し価格680万円前後で販売するとのこと(為替レートにより変動・国内陸送費用別)。

 同社は輸送費や排出ガス試験にかかる費用などによって高額になると説明しており、「それでも欲しい方、お問い合わせお待ちしております」とXに投稿しています。

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1件のコメント

  1. おいおい…海外仕様の6速MTは、これぞインプレッサWRXだと感じ惚れ惚れですね。

    それに比べて…WRXの日本仕様は…
    CVTのみのだらしないし、ケチなんだよ!!
    いくら、CAFE規制がどったらこったらと言って、日本のスバリストを置いてけぼりにするのは、群馬プライドの恥だぜ!

    CAFE規制なんてクソ喰らえ!
    あと、無能政府もクソ喰らえ!

    実用的でラクなヤツといえば、WRXだな。

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