三菱が新型「小型トラック」発売! 14年ぶりの大刷新した「新型キャンター」何が変わった? 上質な「新デザイン」に反響あり
三菱ふそうは2024年2月21日、新型の小型トラック「キャンター」を発表しました。14年ぶりに大規模刷新が行なわれたという同車について、ユーザーはどのように受け止めたのでしょうか。
14年ぶりの大刷新! 新型「キャンター」に反響あり
三菱ふそうは2024年2月21日、新型の小型トラック「キャンター」を発売しました。
14年ぶりに大規模な刷新を行った同車について、SNSでは様々な評価が寄せられています。
キャンターは初代が1963年にデビューした、60年以上もの歴史を誇る三菱ふそうの小型トラック。
現在では日本のみならず海外でも広く展開されている、人気のグローバルモデルへと成長しています。
今回発表された新型キャンターは、インテリアデザインを14年ぶりにリニューアルしたほか、先進安全装備を大幅に拡充しました。
まず内装では、ダッシュボードから左右の乗降グリップまで流れるように繋がるスタイルを採用。
くわえて、シックで統一感のある内装カラーの採用で落ち着きのある上質感を表現したほか、乗降性も向上しています。
また機能性も高められ、視認性に優れた10インチの「フル液晶メーター」、ナビゲーションやラジオの操作がタッチパネルで容易に行える「センターディスプレイ」を新たに搭載。
運転中でも操作しやすい「ステアリングスイッチ」も取り入れるなど、ロングドライブでの快適性や疲労を軽減する工夫が盛り込まれています。
新型キャンターは先進安全装置の拡充も特徴で、被害軽減ブレーキ機能を搭載した左折巻き込み防止機能「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」や、車両前方の空間を先代モデル以上に正確に把握する新しい衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト 5」、交通標識認識機能「トラフィック・サイン・レコグニション」を標準装備。
さらに、オプションでは運転中のドライバーの注意力低下を警告する注意監視システム「アクティブ・アテンション・アシスト」や、車両後方に設置したカメラによって後退時の事故のリスクを軽減する「リヤビューカメラ」も設定するなど、安全性が大幅に強化されています。
エクステリアでは、ヘッドライトにはLED式を採用。昼間も運転時は常時点灯する「デイタイムランニングライト」も新たに標準装備し、自車両の被視認性を高めることによって安全走行をサポートします。
また、前方の交通状況や周囲の明るさを検知し自動でハイビームとロービームを切り替える「インテリジェント・ヘッドライト・コントロール」も新規で標準搭載。大型トラック「スーパーグレート」や電気小型トラック「eキャンター」で採用している新デザインの「LEDリヤコンビネーションランプ」も新たにオプション設定に加えられました。
新型キャンターの車両価格(消費税込)は652万6300円です。
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この新型キャンターについてSNSでは、「新型なのに顔つきが先代とほぼ変わらないのか」「キャビンの基本形状は平成15年頃から変わってなくない?」と、外観にも代わり映えが欲しかったという投稿が見られます。
その一方で、「実際にドライバーが見るのは内装だし、あとは使い勝手や安全性が上がれば十分です」「デコレーションを変えるのは金さえかけりゃ簡単にできるでしょ」「トラックユーザーとしては見てくれより性能に力を入れてくれるのが良い」というコメントもあり、意見が別れた形です。
また、「エンジンも刷新してほしかった」「今ってフィアット製のエンジン?」「発売間もない新型トライトンの新しいエンジンを導入してほしいなー」など、パワーユニットの更新を求める人もいました。
そのほか、「新型は652万から!?」「ついにキャンターも600万超えですか~」「20年前は300万円台で買えた気がします」といった車両価格や近年の新車価格の上昇に言及するコメントもありましたが、「現在の新車は排ガスや安全装備の規制強化で装備・機能も充実しているから仕方ないのかな…」と理解を示す意見も見られました。
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