日産の新型「スポーティSUV」発表! 搭載された「3つの初めて」がめちゃ凄い!? 「アリアNISMO」は従来モデルと何が違うのか
残る2つの「アリアNISMO」の「初」とは?
ふたつめの“初”は「音」です。
メーカーオプションの「BOSEプレミアムサウンドシステム」装着車では、走行モード制御を「NISMOモード」に切り替えることで、アリアNISMO専用に作りこまれた「EVサウンド」が、スピーカーを通じて車内に流れるようになっています。これもNISMOロードカーとしては初めての試み。
何を隠そうこの専用サウンドは、きたる2024年3月末に「日本初の公道レース世界選手権」として東京にやってくる「フォーミュラe」にインスパイアされたもの。アクセルオン時に周波数が高まっていく「高周波の加速サウンド」もオリジナルですが、注目はアクセルオフ時。加速サウンドとは明確に異なる「低周波の減速サウンド」を発生するのです。
アクセルのオン/オフにおいて周波数が変化するEVサウンドをスピーカーから流すEVは珍しくありませんが、全く異なる「低音の減速サウンド」を流すのは新しいアイデア。まるでマフラー交換をしたエンジン車のように、アクセルのオン/オフが如実にわかるサウンド演出は斬新です。
電子音ということもあり、好みは分かれることでしょう。しかし音に違和感がないこともあって筆者(工藤貴宏)は好印象。こういった演出は大いに“アリ”と感じました。
繰り返しますが、これが聞けるのはメーカーオプションの「BOSEプレミアムサウンドシステム」装着車のみ。楽しみたい人は、オーダー時にそれを選ぶのを忘れないよう気を付けてください。
筆者としては、この発展版として「RB26の音」や「VR38の音」そして「L28 の音」など日産が誇る“名機”の音なども切り替えて選べるようになれば、さらに楽しくなりそうな気がしました。
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