ホンダ新型「アコード」発売! 専用の“新ハイブリッド”は「スポーツエンジン」並!? 見た目ではわからない“スゴさ”とは

さらなる進化を遂げたハイブリッド…新型「アコード」の実力は?

 まずはアコードの歴史を少々。1976年にシビックの兄貴分として登場。初代から世界戦略車としての役目を担い、2代目は日本車で初めてアメリカで現地生産を行なったモデルとなります。

 これまで120を超える国と地域で発売、累計販売台数は2000万台を超え、グローバルでは「フィット(一部地域名:JAZZ)」やシビックと並ぶ「ホンダの大黒柱」の1台である事は間違いないでしょう。

 しかし、日本市場ではクルマとしての実力は高いレベルにあるものの、グローバルモデルであるが故に、常に“日本に最適”なクルマづくりができたかと言われると疑問符が付きます。。

特に直近の10年は影の薄さは販売台数にも表れていたのも事実でしょう。

 そんな中で登場した11代目ですが、あのクラウンでさえ変革を余儀なくされている状況ですが、先代に引き続き「セダン1本勝負」となります。

プレステージ性がました新型「アコード」
プレステージ性がました新型「アコード」

 エクステリアは先代に対して、より力強くシャープな印象のフロントマスク、低く長いノーズ、より伸びやかなファストバックシルエット、横一文字のリアコンビランプなどによりプレステージ性は増しましたが、若返りができたかと言うと難しいかもしれません。

 筆者としてはホンダ純正アクセサリーで用意されているエアロパーツはマストで装着したいとことです。

 インテリアは、最新ホンダ車共通の水平基調インパネデザインの進化版です。ソフトマテリアル、こだわりの縫製仕上げ、ピアノブラック&微細立体柄金属調の加飾、細部まで抜かりない仕上げなども相まって、ノイズレス&クリーンだけど質の高い空間に仕上がっています。

 ただ、フル液晶式になり機能性はアップされたものの、事務的でセンスのかけらもないメーターデザインはガッカリ。

 センターモニターは先代と同じ位置ながらも画面サイズを拡大。ここはナビゲーションやオーディオ操作、空調関係などが集約され、物理的なスイッチは必要最小限。

 ナビはホンダ伝統のインターナビではなくGoogleをビルトイン。「OK Google」でナビやオーディオはもちろん、車両側の様々な機能(エアコンなど)もコントロール可能となっています。

 インパネセンターは、時計に加えて複数の機能を持つ「エクスペリエンスセレクションダイヤル」を採用。

 これはダイヤル/プッシュの簡単操作でエアコンモードとパーソナルモード(エアコン/オーディオ/照明)のコントロールが可能で、先進性と利便性を両立させる新たな操作系の提案です。

 ちなみに室内のアンビエントライトは単なる装飾ではなく、各種操作のフィードバックを行なう機能部品としての役割も担っています。

 居住性は前後席共に先代から大きな差はありませんが、ノイズレスなインパネ周りや視界の良さなどから、“広さ感”は増しています。

 パワートレインは、シビックやZR-Vと基本的には同じ構成のスポーツe:HEVですが、2モーター内蔵の電気式CVTは並行軸モーター(ギア比の自由度が高い)&高出力化されたアコード専用品が搭載されています。

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1件のコメント

  1. これ超かっこいいか?めちゃくちゃ地味
    ホンダは絶対デザイナー変えた方がいい。
    ホンダの車は地味で変な車が多い。

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