懐かしいけれど新しい“ヤングタイマー”がテーマ! ダムドのタフト用ボディキット第3弾「TAFT LUCKY」がオマージュする平成レトロが最旬な理由【PR】
レトロなスタイルとおしゃれな雰囲気で人気のカスタムパーツを多数手がけるダムドより、ダイハツ タフト用フェイスチェンジキットの「TAFT LUCKY(タフト ラッキー)」が登場。デリバリーが始まったばかりの新作パーツで仕上げられた2台のデモカーでその魅力をチェックしました。
エモとレトロが同居 平成初期をほうふつとさせる「タフト ラッキー」
神奈川に本拠地を置くカスタムカーパーツブランドの「DAMD(ダムド)」。今回紹介する「TAFT LUCKY(タフト ラッキー)」は、ダイハツのクロスオーバーSUVスタイルの軽自動車「TAFT(タフト)」用のフェイスチェンジキットです。
「タフト ラッキー」がオマージュするのは、1990(平成2)年に登場したダイハツの初代ロッキー。平成時代となり、バブル崩壊が始まるタイミングで登場したミッドサイズのクロスオーバーSUVは、ポストバブル時代のクルマの在り方の一つとして大きな注目を集めました。
そんなロッキーをはじめ、平成時代には知る人ぞ知る名車が生まれ、そして消えていきました。そういった「旧車と呼ぶほど古くない」カテゴリは、当時を知る世代には甘酸っぱい懐かしさを感じさせ、また若い世代には「その斬新さがエモい」と共感を集め“ヤングタイマー”と呼ばれ注目されています。
そこで今回は、令和の名車であるタフトに平成レトロなヤングタイマー感をちりばめた「タフト ラッキー」のカスタムカーに乗り“平成らしさを探す横浜ドライブ”に出かけました。
変更点は目元だけ! 目元カスタムのみでタフトがレトロかわいく大変身
「平成って懐かしいけれど古すぎない、独特な魅力がありますよね」と話すのは、今回「タフト ラッキー」とドライブに出かけてくれるモデルでありタレントの國分(こくぶ)ひかりさん。
クルマの展示会の仕事もこなす平成生まれの國分さんに「タフト ラッキー」のスタイルをチェックしてもらったところ「レトロかわいくて、ポップな気分になる。スタイリッシュなので、おしゃれをして乗りたくなりますね」と、第一印象は良好のようです。
この「タフト ラッキー」を開発したのは、ダムドの新人女性デザイナーの和田美伶さん。キットの内容は、ヘッドライト、ウインカー、ヘッドライトカウル、フロントグリル・ボンネットというシンプルな構成。つまり、タフトのフロントのライト周りのみを集中的にカスタマイズする比較的お手軽なキットになっています。
「かわいくて個性的なものが大好きなので、一目見ただけで気分が上がっちゃいました。タフトは人気車種のせいかよく見かけますが、“目元”のカスタムだけで、全体の印象がここまで変わるとは驚きです」(國分さん)
タフトのライト周りのデザインは同車のアイデンティティーでもあったはず。和田さんは今回のデザインのキーについて「特徴的なライトまわりをあえて角目のカウルに変更することで下バンパーの流れを生かし、ダイナミックでよりボクシー(箱型)な雰囲気を狙いました」と説明します。
どちらの「タフト ラッキー」も横浜のみなとみらいの風景に不思議と溶け込むスタイリング。それもそのはず、横浜港周辺のみなとみらいができたのは平成元(1989)年のことです。
初代ロッキーの哲学や魅力は、現行型ロッキーや軽SUVのタフトにも引き継がれています。歴史を積み重ね現在まで魅力的であり続けるのって、街にとってもクルマにとってもすごいことですよね。
「平成時代に生まれた初代のロッキーは、タフトの顔に合う車種を探す過程で初めて知りました。コンパクトなクロスカントリーらしさは現在でも通用するカッコよさで、デザイン画を起こしたところ角張った四駆の表情が、タフトのスクエアなボディデザインにはまると気がついたんです」(デザイナーの和田さん)
ボンネットのパーツは、先端の半分を覆うハーフカバータイプ。部品に継ぎ目があると違和感が目立ちがちですが、造形を工夫することで自然なシルエットを実現したのだそう。
「今回はダムドのパーツ開発では珍しく、クレイモデルを製作しました。職人さんと協業し少しずつ粘土(クレイ)を削り、慎重に立体を作り上げる。地道な作業を重ねることで、ダムドクオリティーとして納得できるデザインに仕上げることができました」(デザイナーの和田さん)
次のページでは横浜の街をドライブした様子をお届けするとともに、2台のデモカーのディテールに迫ります。