日産がまさかの「新セフィーロ」公開!? 謎の「多機能セダン」ってナニ? 斬新内外装の「ライフスタイル ビークル」とは
2024年夏に発売予定の日産「スカイライン NISMO Limited」。スカイラインをベースにしたモデルですが、実は2024年には同じスカイラインをベースにした「現代版セフィーロ」が公開されていました。
これが…「現代版セフィーロ」なの?
2024年2月現在、日産が日本でラインナップするセダンは「スカイライン」のみです。
そんなスカイラインをベースに製作された「コンテンポラリー ライフスタイル ビークル」とはどのようなモデルなのでしょうか。
日産のスカイラインと言えば、同社を代表するモデルで、現行モデルは、2013年に登場した13代目(V37)です。
当初はインフィニティバッジを装着していましたが、2019年のビッグマイナーチェンジで日産バッジに変更されています。
さらにこのビッグマイナーチェンジでは、高速道路の同一車線でハンズオフが可能なナ「プロパイロット2.0」が搭載された他、最高出力405馬力を誇るスポーティ仕様「400R」が設定されました。
その後、2023年の発売から10年目となる2023年には「スカイライン NISMO」と、特別仕様モデル「スカイライン NISMO Limited」を発表。
NISMOは同年9月に1000台限定で発売。NISMO Limitedは2024年夏に100台限定での発売を予定しています。
そんな話題の絶えないスカイラインですが、2023年に「ブリコラージュ」の概念のもと、スカイラインをベースにセダンで快適に「食べる」、「寝る」、「遊ぶ」ため29の仕掛けを詰め込んだ「コンテンポラリー ライフスタイル ビークル」というプロトタイプモデルが公開されました。
コンテンポラリーとは「現代的な感覚」、「時代の流行りを取り入れた」という意味で以下の仕掛けが詰め込まれています。
・ムーンルーフビジョン
・寝たままワンボタン
・フルフラットベッド枕
・フルフラットベッド
・ヘッドレスト収納
・100Vアウトレット
・長傘収納
・バンパー下収納
・グリップ兼用ハンガー
・フルフラットコンテナ
・ポータブルバッテリー
・アウトドア用フック
・屋外シアタースクリーン
・屋外シアタープロジェクター
・AIアシスタント:SORA
・サイドミラーゴミ箱
・スライド式サイドテーブル
・ステアリングホルダー
・サンバイザーテーブル/サンバイザーテーブルL
・脱着式ディスプレイ
・ボトルヒーター
・AIセンシングカメラ
・これっきりワンボタン
・自動リクライニングシート
・シートフラットスペーサー
・ヘッドフラットスペーサー
・折りたたみフットレスト
・ブランケット収納
このライフスタイル ビークルを手掛けたモビリティ&AI研究所 エキスパートリーダーの上田哲郎氏は次のように語ります。
「“くうねるあそぶ”、は30年以上前に発売した『セフィーロ』のキャッチコピーでした。
あの頃描いた、セダンで『食べる』、『寝る』、『遊ぶ』の夢は今も続いています。
この『コンテンポラリー ライフスタイル ビークル』は、その現代解釈版です。
ブリコラージュから導かれるイノベーションは、サステナビリティを推進するうえでの課題にも有効であると考えています。
今回の『コンテンポラリー ライフスタイルビークル』は、ブリコラージュがものづくりに与えるインパクトを示す第一弾にすぎません。
今後もこの『ブリコラージュ』の概念で新しいイノベーションを探求し、皆さまにワクワクをお届けしてまいります」
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なおライフスタイルビークルについてSNSでは「セフィーロ懐かしい」、「くうねるあそぶのキャッチコピー懐かしいなあ」、「現代版セフィーロってこと?」などの声がありました。
当時セフィーロを購入、日産車は次々と代替わりしてコンセプトがわからない。当然日産離れしました。
ズット日産ばかり乗ってたのにですね。