2024年2月10日より3日間開催された「大阪オートメッセ2024」でコエダ自動車（兵庫県明石市）は、スズキ「エブリイ」のカスタマイズカーを出展しました。
　
　エブリイは日本独自の軽規格に収まる商用バンで、1982年に登場。それ以来、軽商用バンの代表的なモデルとして支持されています。

　また、商用バンとしてのビジネスユースはもちろん、遊びや趣味で使う個人ユースとしての用途も増えており、さまざまなニーズに対応するモデルであることも特徴のひとつです。

　そんなエブリイのカスタマイズカーとして「レトロスタイル」という仕様がお披露目されたのですが、外観の大きな特徴として丸形ヘッドライトを装着。

　ブラックの樹脂を用いた横バー入りのフロントグリルには白い「SUZUKI」エンブレムが配されたほか、フロントバンパーも樹脂製となり、よりいっそうレトロな雰囲気を実現しています。

　サイドスカートやリアバンパーもブラックの樹脂パーツを装着。通常のエブリイとは異なり、趣味性の高い軽バンに昇華させました。

　内装は、ナルディのウッドステアリングを採用。このステアリングと同じタンのシートカバーを装着し、温かみのあるインテリアを実現しています。

　また、リアシートを前方に倒して荷室とつなげたフラットなエリアでは車中泊もできそうです。今回の展示では、キャンプ道具やスケボーといったアイテムとともにポータブルバッテリーが置かれていて、家電を使ったキャンプが楽しめそうな仕様となっていました。

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　コエダ自動車の担当者によると、関西圏で丸目のヘッドライトのカスタムキットを望む声がユーザーから寄せられたことがエブリイ レトロスタイル誕生のきっかけだといいます。

　価格は、丸目キットが12万1000円、フロントバンパーが7万7000円、サイドスカートが4万4000円、リアスポイラーが2万7500円です。