まさかの爆速ワゴン!? 日産「R35GT-Rワゴン」実車登場! 3.8L エンジン搭載の本格仕様、幻の1台とは

日産「R35GT-R」にはワゴン仕様は設定されていませんが、SNSで「ワゴン仕様」が話題になっています。どういうことなのでしょうか。

フェンダーからドアノブまで仕上がりの美しさを追求したR35ワゴン

 日産のハイパフォーマンスカー「GT-R」には無いはずのバン仕様が、SNS上で話題になっています。
 
 いったいどのようなクルマなのでしょうか。

フェンダーからドアノブまで仕上がりの美しさを追求したR35ワゴン
フェンダーからドアノブまで仕上がりの美しさを追求したR35ワゴン

 GT-Rには、第1世代と第2世代があり、第1世代はレースで勝つことだけを目標に生産された「ハコスカ」や「ケンメリ」、第2世代はハイテクとハイパワーを駆使して約17年ぶりに復活したR32からR34までがありました。

 そして、スカイラインの名を廃し、ニュルブルクリンクで世界最高峰のタイムを刻むために開発された第3世代としてR35が誕生しました。

 第3世代ではノーマルでも480psという途方もないパワーに加え、あらゆるシーンで扱いやすさを追求することで、だれにでも運転できるスーパーカーとして世界中から高い支持を得ました。

 そんなGT-Rですが、基本的に2ドアクーペのみのラインナップです。

 しかし、SNS上では「R35GT-R ワゴン」が登場し話題になっています。

 このワゴン仕様は、愛知県でホンダ「NSX」の販売やカスタムを中心におこなう「ガレージカイト」で製作された個体です。

 ベースとなっているモデルは、平成16年式の日産「ステージア(M35)」ですが、フロント周りだけでなく、サスペンション、ブレーキ、内装一式はもちろんのこと、エンジンやミッションまでR35から移植したものになります。

 そのため、エクステリアの美しさだけでなく、パフォーマンスも一級品の仕上がりです。

 まさに満足いくような出来栄えのR35GT-Rワゴンですが、どういった経緯で製作したのでしょうか。

 ガレージカイトの担当者は以下のように話します。

「初代ステージア(WC34)にはR34GT-Rのエンジンやミッション、サスペンション、ブレーキなどを装備した車両がラインナップにあります。

 2代目ステージア(M35)にはそれがないので、R35GT-Rワゴンを製作しました」

 また、最もこだわっているカスタムポイントについて、前出の担当者は以下のように話します。
 
「メーカーから販売しているような車両にしたいので、フロントマスクやドアハンドルなど極力R35GT-Rと同じにしました。もちろん公認車検も取得しています」

 さらに今後他のモデルでも同じカスタム予定について、前出の担当者は次のように話しています。

「ほとんど趣味的に改造を行っているので、同じような改造はする予定は有りません。

 いま準備しているのは、昭和時代のダットサントラックを改造する予定です」

※ ※ ※

 かつてはステージアとR34GT-Rを組み合わせた「スカージア」のスワップキットが販売されていたこともありましたが、R35GT-R版はとても希少です。

 また、ステージアの最大3.5リッターNAエンジンに対して、GT-Rの3.8リッターツインターボエンジンを移植するのは困難を極めたことでしょう。

【画像】「えっ…!」これが「R35GT-R ワゴン」 超かっこいい姿の画像を見る!(39枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. テールデザイン最低

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー