イメージは「闇夜に紛れるステルスファイター」!?

　エアロパーツなどの開発・製造・販売を手掛けるKUHLJAPAN（クールジャパン）は、2024年2月10日から12日までインテックス大阪（大阪市住之江区）で開催された「大阪オートメッセ2024」に、「VRARVA（ブラーバ）」ブランドの3モデルを出展しました。
　
　近未来の「サイバー」と「ミリタリー」をテーマに誕生したVRARVA（ブラーバ）は今回、マットカラーの「ステルスブラック」で車体色を統一して登場。中でもクロスオーバーミニバン「ORCUS（オーカス）」は、装甲車を思わせる迫力のスタイルで会場の注目を集めていました。

　ブラーバは、近未来のサイバーパンクの世界観をイメージしたカスタムカーブランドです。

　1年前の2023年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」で、第1弾「MARS（マーズ）」が登場したあと、第2弾として登場したのがオーカスでした。

　トヨタのミドルクラスSUV「RAV4」をベースにしたマーズに対し、オーカスは三菱の3列シートミニバン「デリカD：5」をベースにしています。

　開発テーマは「近未来クロスオーバーミニバン」。

　SUVテイストのワイルドなベース車のイメージを大きく進化させ、フロント周りはライト以外全てのパーツを換装するなど、近未来感とミリタリー感を強調するテイストに仕上げました。

　ボディサイドは片側30mm拡大させるワイドフェンダーを前後に装着し、立体感を高めています。

　このデザインを成立させるため、スライドドアを開閉するため肉薄化した専用のドア内張りを備えるなど細部まで手が込んだ設計としました。

　リアもフロント同様にベース車のイメージを忘れさせる形状で、テールレンズやリフレクター以外は全て手が入っています。

　そして今回の大阪オートメッセ2024では、ボディカラーを闇夜に紛れる「ステルスファイター」をイメージしたステルスブラックに変更してブラーバブランドの世界観を訴求する展示とし、来場者の注目を集めていました。

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　オーカスは、全ての架装を施した新車および中古車のコンプリートカーとして販売中で、ベースグレードの仕様に応じて設定されます。

　新車コンプリートカーの販売価格（消費税込み）は599万円からです。

　またボディキット「ブラーバ オーカス コンプリートキット」（16点セット／未塗装：139万円から）として、デリカD：5オーナーが後付けで装着することも可能としています。