ダイハツが「ロッキー」など「小型SUV“3車種”」を生産・出荷再開へ! 国交省立会で「基準適合」を正式確認
ダイハツは2024年2月16日、一部車種の生産・出荷再開状況について発表をおこないました。
基準適合が正式に確認された
2024年2月16日、ダイハツは一連の認証不正問題について謝罪するとともに、国土交通省の立会試験などを受けた結果を発表しました。
ダイハツの認証不正問題は、2023年12月20日に第三者委員会の調査報告書を受けて、国土交通省に報告されていました。
その後、報告書内容の事実確認の為に12月21日以降に国土交通省による立入検査などにより事実関係の確認を行った結果、46車種において不正行為が行われていたことが判明しました。
そこでダイハツは、46車種のうち開発中の1車種を除く45車種について、道路運送車両法の基準適合性に関する確認試験などの技術的な検証を速やかに行い、結果の出た車種から順次公表することとしています。
今回の発表によると、ダイハツ「ロッキー(ガソリン車)」、トヨタ「ライズ(ガソリン車)」、スバル「レックス」の3車種において、道路運送車両法の基準に適合していることが正式に確認されました。
また同時に、すでに生産を終了している軽商用バンのダイハツ「ハイゼット(カーゴ)」、トヨタ「ピクシス バン」、スバル「サンバー(バン)」についても、同様に道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたといいます。
ダイハツは先述の現行モデル3車種について、「今後は仕入先や販売会社と密に連携しながら、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開する予定」だとしています。
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ライズ、レックスは、すべてダイハツが生産を担当し供給を受けた各社で販売される、ロッキーのOEMモデル。
いずれも力強いデザインのSUVタイプでありながら、コンパクトで扱いやすいサイズ感、そしてリーズナブルな車両価格などにより高い人気を誇るモデルで、それゆえに多くのユーザーからも動向が注目されていました。
今後、円滑な生産が進むことが期待されます。
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