レクサスの黒い「和製スーパーカー」現る! ブラックペイントまとった限定21台の激レアマシン… 約1億2400万円の個体とは
近年、日本メーカーのクルマが高値で取引されています。なかでも日本を代表するスーパーカーとなるレクサス「LFA」は中古車市場でも高値で取引されることも珍しくありませんが、今回発見された個体は特に特別な1台です。
北米仕様はわずか21台! 激レアカラーのLFAがオークションに登場!
レクサス「LFA」は2010年から2012年にかけてわずか500台の生産が行われました。
中古車市場でも高値で取引されることも珍しくありませんが、今回発見された個体は特に特別な1台です。
その走行性能と完成度の高さは世界的にも評価され、生産から10年以上が経過した現在でも多くのファンやコレクターが存在します。
中古車市場やオークションに登場するたびに、高額な取引価格となり、1億円を下回る個体の方が少ないとも言えるほどです。
搭載するエンジンはヤマハと共同開発を行った4.8リッターV型10気筒に6速ATを組み合わせて最高出力560馬力を発揮します。
ヤマハとの共同開発ということもあり、そのエンジン音へのこだわりなども世界的に評価されました。そのような細かな開発へのこだわりもあり、新車販売価格は日本で3750万円と、かなり高額なものでした。
そんなLFAは、世界56か国で500台限定で販売がスタート。日本国内割り当て分は約200台と言われており、そのほかは全て海外で販売された個体となります。
限定500台ということもあり、1台の希少性がそもそも高いLFAですが、なかでもカラーリングが珍しい個体も存在し、今回オークションに登場したモデルもそんな1台です。
今回の個体は2012年式の北米仕様。生産ナンバー221番の光沢あるブラックのカラーが特徴的。ブラックのLFAは500台のうちわずか56台で、そのうち北米に輸入され新車で販売されたのはわずか21台と言われており、非常に希少性が高いことがわかります。
エクステリアは光沢のあるブラックのペイントがピカピカの状態に磨き上げられており、スポーティさよりかは上質感やクオリティの高さが印象的と言えます。
装着するホイールは純正のシルバーのもので、間からはレッドに塗られたブレーキキャリパーが顔を出します。ブラックにシルバーという全体的に高級感のあるエクステリアに、遊び心を持たせる差し色です。
インテリアは北米仕様ということもあり左ハンドル。作り込まれたインテリアは高級感とスポーティさが共存する空間で、特にロングドライブなどグランド・ツーリングカーとしての役割を果たすことに向いていると言えます。
インテリアカラーはブラックをベースとしていますが、レッドのレザーシートがスポーティさを演出。低く設計されているシートは、乗車したドライバーをしっかりとホールドしてくれるバケットシートのような作りとなっています。
エンジンルームもピカピカに磨き上げられており、まるで新車同様です。長年大切に保管されてきたことが伝わるこの個体の基幹部分は、ほかの個体と比較してもかなり良好なコンディションといえます。
走行距離は2600マイル(約4184km)以下との表示となっていることから、新車時から丁寧に管理され、コレクターアイテムとして維持されてきたことがわかります。
こちらの個体は、車体のコンディションの良さとカラーの希少性の高さ、加えて走行距離の少なさが相まって、85万ドル(約1億2400万円)の値が付きました
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LFAは、その希少性の高さから、取引価格が1億円を超えることも珍しくありません。
なかでも、特別仕様車として登場した「ニュルブルクリンクパッケージ」が搭載したレースモデルは、過去に3億円を超えるプライスタグがつけられました。
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