30年落ち日産「2ドアクーペ」2600万円は妥当? 超レア仕様&走行10kmの「ほぼ新車」が英で落札! 奇跡の「スカイラインGT-R VスペックII」に反響集まる
1994年式の日産「スカイラインGT-R VスペックII N1」が英オークションサイトに出品され、約2600万円で落札されました。これについてSNSでは、どのような反響が集まっているのでしょうか。
R32世代で最高の保存状態?
日産「スカイラインGT-R(R32)VスペックII N1」が海外のオークションに出品され、2023年12月に18万ドル(約2600万円)で落札されました。これについてSNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
スカイラインGT-R VスペックIIは、1994年に登場したスポーツカーです。
その前の1989年に登場したベースのR32は、スポーツカーブームを引き起こした一台ともいえ、現在でも高い人気を誇っています。
当時国内最強の280馬力を発揮する2.6リッター直列6気筒RB26DETTツインターボエンジンを搭載。駆動方式は、前後輪に自在に駆動力を配分する電子制御トルクスプリット4WDシステム「アテーサE-TS」を採用していました。
サスペンションは新開発の4輪マルチリンク方式とし、セダンから派生したスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現しています。
今回、英オークションサイト「Collecting Cars」に出品されたのは、「スカイラインGT-R VスペックII N1」です。N1耐久レース(現在のスーパー耐久)を意識し、走行性能を強化しています。当時日本でわずか63台が販売されたといいます。
パワートレインは、RB26DETTエンジンと5速MTを組み合わせています。
オークションサイトによると、このクルマは日本の販売店の車庫で、新車時から保管されていたといいます。そのため一度も登録されておらず、走行距離もわずか10km。サイトでは「おそらくR32世代の中で最も保存状態の良い個体の一つ」と紹介されています。
ボディはホワイトで、写真を見ても車外・車内とも使用感のない「ほぼ新車」のような極めて良好な状態であることがうかがえます。
今回の競売では104回の入札があり、18万米ドル(約2600万円)で落札されました。
SNSでは「値段が高いですね」という意見がある一方、「適正価格だと思います」といった投稿も。
また、「最近の高騰具合をみると安い気が」「相場考えると思いのほか安いねぇ」「30年間の保管料が2000万円と考えたら、安いのかもしれない」など、落札価格に言及する投稿が多くありました。
また、ほとんど使われていないとしても30年が経過していることから「ゴムやプラスチックは経年劣化してるだろうなぁ」と予想する人もいました。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。