“角目”の超レトロ「軽SUV」初公開!「旧車デザイン」でも“新車”で買える!? 超カッコイイ新型「ジムニー」の正体とは
アルパインニューズは東京オートサロン2024で、オリジナルカスタマイズカーの「Carica」「Havana」を展示したほか、新型「Sonova」「Beas」「Beas+」を初出展しました。中でもスズキ「ジムニー&ジムニーシエラ」をベースとした新型「Beas」「Beas+」はどのようなクルマなのでしょうか。担当者に話を聞きました。
アメリカンな新型「Beas」「Beas+」を実車初公開
カスタマイズカーの企画・開発・販売を行っているアルパインニューズは、東京オートサロン2024で、オリジナルカスタマイズカーの「Carica」と「Havana」を展示したほか、新型「Sonova」「Beas」「Beas+」を初出展しました。
1月9日にも同車らのシリーズを「Cal’s Motor」と名付けて展開することを発表していましたが、今回はHavanaとBeas、Beas+の特徴について話を聞きました。
そもそもアルパインニューズは、オーディオやナビなどで有名なアルパイン(アルプスアルパイン・アルパインマーケティング)が直営しているカーディーラーという立ち位置です。
新たにスタートしたCal’s Motorのコンセプトは、カリフォルニアの青い海と青い空にベストマッチする、他にはどこにもない独創的なオリジナルカスタマイズカーというものです。
1年ほど前からCaricaとHavanaを販売し、今回新たに3車種をラインアップしたことから、Cal’s Motorと銘打ち、オリジナルカスタマイズカー全5車種をラインアップすることになりました。
早速Havanaについてみて見ましょう。アルパインマーケティングリテールマーケティング部リテール企画開発グループの松崎卓也さんによると、「トヨタ『ライズ』をベースにミラーより前は全部オリジナルのパーツで作られています。実際に前から見ると、このクルマは何ですかとよく聞かれます」とのことなので、かなりオリジナリティあるフロントフェイスといえるでしょう。
特に角目のライトにメッキグリルとバンパーというCal’s Motor特有のデザインテイストをまといながら、横に広く、より低く見せるように水平方向のラインを軸としたデザインとなっています。
ここから感じられるのは、まさに70年代から80年代のアメリカ車のイメージです。「デザイナーもそのあたりのカルチャーが好きで、やっとその時代を彷彿とさせるデザインがまとまりHavanaが完成しました」と松崎さん。
リア周りもランプ類とリアドアパネル、バンパーが変更され、木目調パネルなどでこちらも横に広く見せる効果も生んでいます。
また、ムーンクロームのホイールとホワイトレターのTOYOオープンカントリーを履かせることで、スタンスの良さも強調されています。
インテリアはステアリングに自社のエンブレムが入るほか、標準仕様としてはアルパインのディスプレイオーディオが付くそうです。
そこからオプションで大画面のナビに変更できるほか、スピーカー交換なども可能。さらに新商品のツイーターのリングが光る、アルパインスタイルオリジナルのノールックガイダンスも新たに装備可能となりました。
これは、「ナビに連動しており、右左折時にはその方向のツイーターがオレンジに光ります。ですからナビを直視していなくても“ノールックでもガイダンス”、まさに直感的にどちらに曲がるのかなどが認識できるのです」と説明してくれました。なお、このシステムは他車にも装着可能です。
カラーリングもブルーベースやミントグリーンなど青い空、青い海というイメージを想起させるようなカラーが取りそろえられています。
松崎さんは、「例えば海辺に行くとかアクティブに外に行くように、ライフスタイルを楽しんでいる方々に向けて、さらにこのクルマに乗ることでより出かけたくなる、もっと遊びたくなる、今のライフスタイルをさらに加速させ、後押しできるようなクルマです。より楽しいカーライフなっていくでしょう」とユーザーイメージを語りました。
販売は新車に架装を施したコンプリートカーの状態で、とのことでした。
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