トヨタが「すごいセンチュリー」実車初公開! まさかの「屋根ナシ仕様」は市販化も? 世界に1台「オープン」誕生のワケ
トヨタは、新型「センチュリー(SUVタイプ)」に新たなボディタイプとしてオープンモデルを発表しました。1月14日より開幕した大相撲初場所の優勝パレードカーとして使用されます。
23年9月に発表されたばかりの新型「センチュリー」を早くもオープン化!
トヨタは2024年1月13日、最高級車「センチュリー(SUVタイプ)」にオープンモデルを発表しました。
1台限りの特別なモデルだといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
センチュリーは1967年、トヨタ最上級のショーファーカー(オーナーは主に後席に乗り、専属の運転手がドライブする高級車)として誕生しています。
世界と肩を並べる高級セダンを目指し、日本の伝統的な美を取り込んだデザインに加え、圧倒的な静粛性や快適性を実現するべく、技術の粋を集めて開発されました。
以来50年以上にわたり国産最高峰の高級セダンとして君臨し続け、2018年に登場した現行型センチュリー(セダンタイプ)で3代目モデルとなります。
そんな高級セダンのセンチュリーに2023年9月、新時代のショーファーカーを目指したSUVタイプが追加されました。
新型センチュリー(SUVタイプ)は、歴代モデル同様の品格や静粛性・乗り心地を継承しつつ、後席のみならずドライバーにとっても快適な移動を楽しめる設計としたほか、新開発の3.5リッターV型6気筒プラグインハイブリッドシステムを搭載し、環境性能と爽快な走りの両立を図っています。
販売についても改革を図り、センチュリーを熟知したセールス・エンジニアの各「センチュリーマイスター」が在籍する一部のトヨタ販売店で取扱いを行うほか、今後ユーザーの好みに応じたカスタイズへの個別対応も計画しているといいます。
9月の新型センチュリー発表会でも、そうしたフルオーダーの一例として、特別仕様の「センチュリーGRMN」をお披露目しています。
スポーティな内外装の仕立てに加え、後席のヒンジ式ドアをスライド式ドアに変更するなど大きく手が加えられており、ユーザーの要望次第ではこうしたカスタマイズにも対応できることを実車で提示したワケです。
それからおよそ4か月が経過した2024年1月13日、トヨタはまた新たなセンチュリーとして新型「センチュリー オープン」を発表しました。
1月14日から1月28日まで開催される大相撲初場所(一月場所)の優勝パレードカーとして使われるもので、世界に1台だけという特別なモデルです。
白いボディカラーと白い内装の組み合わせという華やかな仕立ての新型センチュリー オープンは、お披露目の場となった両国国技館で圧倒的な存在感を放っていました。
どのような経緯で開発されたのでしょうか。開発者とデザイナーに話を聞きました。
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