GT500マシン達が峠(公道)を爆走!「MHヒルクライム / 真庭速祭」はなぜ実現できた?企画の意図は? 最高に“エモい”PVに注目集まる!

2024年11月「MHヒルクライム/真庭速祭」のリアルイベントを開催予定!

・8年ぶりに「MHヒルクライム」を復活させた狙いを教えてください

「MHヒルクライム/真庭速祭」を企画運営するモーターヘッドは、英国で開催されている「GOOD WOOD Festival of Speed」のような「スピードのお祭り」を創り上げたいと本気で取り組んでおり、日本の文化である「峠-Touge-」を舞台として、一般の人たちにより質の高いスピードの価値に触れてもらう。色とりどりのエンジン音を聞き、目の前をゼンカイで駆け上がるマシンたちの迫力を空気の震えと共に感じ取る。

 まさに「クルマで興奮する」ことをより多くの人に知ってほしいーー。そんな思いがこのイベントを再び仕掛けるいちばんの狙いです。

岡山県真庭市「木山神社」に並ぶレーシングカーたち
岡山県真庭市「木山神社」に並ぶレーシングカーたち

・動画制作にあたって苦労したエピソードを教えてください

 やはりコースの安全管理がいちばん苦労しました。地元警察(岡山県警 / 真庭警察署)と協議を重ね、コースの安全対策を徹底して練り上げ運営しました。

 WRC/ラリージャパンの運営管理にも関わる経験豊富な人間が自分の足を使って全長6kmの峠道をくまなく実査(チェック)して、危険箇所へのクッションバリア(真庭は林業が盛んなので木材加工で出るウッドチップを大きな袋に詰めて製作)の設置や、シケインを設けるなど、今後の競技としての実施も視野に安全対策を練り上げました。

 道路封鎖(使用許可)の条文に「制限速度の解除」「車線区分の解除」が盛り込まれたことは本当にうれしかったです。

 実際の走行でもコースマーシャルを配置し、マーシャルカーやドクターカーも配備。海外のヒルクライムイベント同等の安全対策を敷いての実施となりました。コストも労力も掛かりますが、ここを徹底することで、今後、日本でも質の高いヒルクライムイベントを育てていけると考えています。

 また、動画撮影も再三ロケハンを行い、映画制作レベルのスタッフ数を動員して撮影を行いました。PVの後半では「お祭り」のイメージも盛り込みましたが、地元のエキストラの方にも参加してもらうなど、人の確保も苦労した点です。

※ ※ ※

 2024年11月に開催を予定しているリアルイベントに関する情報は、モーターヘッド公式HPで順次発表されます。また、「MHヒルクライム/真庭速祭」の動画をより詳細に迫ったドキュメンタリー動画が2024年2月2日に公開されますので、本編の動画をまだ見ていない方は、モーターヘッド公式YouTubeチャンネル「japanmotorhead」でチェックしてみてはいかがでしょうか。

・今回の動画に登場した走行マシン
WedsSport ADVAN GR Supra / GT500
DOBOT Audi R8 LMS / GT300
ARVOU S2000 Attack
HKS Racing Performer GR86
TOYOTA TOMS 85 C-L (GroupC)
ADVAN alpha 962C (GroupC)
HKS Skyline R32 GT-R (Group A)
ADVAN UETAKE INFINITY Sunny
HKS Lancer Evolution X Dirt Trial
Porsche 935/19
Porsche 992GT3RS
Checkshop Caymania Racing 718GT4RS / CS

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