日産「新型ノート」まもなく発売! 3年ぶり大規模刷新で「斬新フェイス」に! 新世代のコンパクトカー何が変わった?
大規模マイナーチェンジを実施した日産のコンパクトカー「ノート」が、2024年1月下旬に発売予定です。どのように変わるのでしょうか。
「デジタルVモーション」採用でイメージ一新
日産の人気コンパクトカー「ノート」の新型が、2024年1月下旬に発売される予定です。フロントデザインを一新するほか、機能や使い勝手の向上を図っていますが、具体的にどのように進化するのでしょうか。
ノートは日産を代表するコンパクトカーです。2020年11月に現行の3代目が登場しました。
この3代目は通常のガソリン車を廃止し、全車をe-POWER(ハイブリッド)専用モデル化しました。また、ワイドボディの高級仕様「ノートオーラ」といった派生モデルも多く展開しています。
2022年度は、国内の電動車販売台数で首位を達成するなど、ノートシリーズは幅広い支持を集めています。
そんなノートが3代目デビューから3年を迎え、初の大規模なマイナーチェンジを遂げます。
最も大きな変更は、フロントデザインです。
フロントグリルに日産の新世代デザイン「デジタルVモーション」を採用するとともに、前後バンパーをボディと同じ色にします。車両全体の統一感を図ることで、フレッシュさや先進感を高めました。
なお、ボディカラーによってフロント周りのディテールが変わります。ボディが有彩色だと同色のカラードグリルを、無彩色だとダークメタルグレーのグリルをそれぞれ採用することで、フロントフェイスを豊かに表現しています。
また、リアバンパーの下部はアシンメトリーな模様を採用。日産によると「日本の風景に溶け込む佇まい」と説明します。
さらに、新デザインの16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで、立体感と和モダンを演出。
ボディカラーは、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色を加えた2トーンカラーをはじめ、計14色を設定しました。
内装は、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施すことで、外観と調和した雰囲気に仕上げています。
さらに、機能や使い勝手の面でも向上を図っています。
LEDヘッドランプを全グレード標準装備化し、夜間走行時の視認性を向上しました。
また、助手席側にあるグローブボックスは容量を拡大し、さらに収納スペースを上下2段に仕切ることで、かさばりやすい取扱説明書やティッシュ箱などがすっきりと収納でき、利便性が向上しています。
このほか、インテリジェントキー(スマートキー)は、クルマに近付くと自動で解錠する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動で施錠する「降車時オートロック機能」を備え、使い勝手を向上させています。
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新型ノートの販売価格(消費税込)は、「X」(FF)が229万9000円、「X FOUR」(4WD)が258万600円です。
また、日産創立90周年にちなんで特別仕様車「90th Anniversary」も登場。フロントの「デジタルVモーショングリル」など各所にアクセントとしてカッパー色(銅色)があしらわれます。価格は240万9000円から280万9400円です。
日産モータースポーツ&カスタマイズの手掛ける福祉車両「ノート助手席回転シート」も同様に変更が実施されます。価格は240万9000円から269万600円です。
なお、今回のマイナーチェンジでは、ノートオーラなど、ノートをベースとした各派生モデルについては発表されておらず、メーカーの公式サイトでも従来モデルの販売が継続されています。
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