6速MTのみの新型「スポーツセダン」発表! 超スポーティなスバル「WRX TR」米で登場! MTアイサイト搭載し約611万円
スバルは米国で新型「WRX TR」(2024年モデル)を発表しました。スポーツ性能を高めたクルマ好きのためのグレードだといいますが、どのような特徴があるのでしょうか。
ブレンボの高性能ブレーキ搭載で走行性能アップ!
スバルの米国法人は2023年12月20日(現地日時)、スポーツセダン「WRX」の2024年モデルを発表しました。
最高出力271hpを発揮する2.4リッターターボエンジンとシンメトリカルAWDを搭載した新型WRX 2024年モデルは、MT車を含むすべてのグレードに「アイサイト・ドライバーアシスト・テクノロジー」を採用し、パフォーマンスを向上させています。
また、2024年モデルではフロアとリアサスペンション部の構造補強を追加することで、剛性を高めました。
さらに、ワイヤレスのAndroid AutoとApple CarPlayに対応する11.6インチSUBARU STARLINK Multimedia Plusシステムは、2024年モデルでは新たに全車に標準装備されます。
米国仕様のWRXは、「ベース」「プレミアム」「リミテッド」「TR」「GT」の5つのグレードを設定。GT以外のすべてのグレードに6速MTが搭載され、プレミアム、リミテッド、GTにはスバルパフォーマンストランスミッション(CVT)が標準装備されます。
2024年モデルに新設定されたTRは、エンスージアスト(熱狂的なクルマ好き)のために用意されたグレードで、6速MTのみが設定されました。
走行性能を高めるチューニングが施され、足回りは、高性能なブレンボ製のブレーキシステムを装備。赤いブレーキキャリパー(フロント:6ピストン/リア:2ピストン)や大型パッド&ローター、大型ブレーキマスターシリンダーなどが備わり、制動力、耐フェード性、ペダルフィールが向上しています。
さらに、硬めのスプリングやダンピングレートの見直し、デュアルピニオン・ステアリングラックの再チューニングにより、乗り心地を維持しながら、より優れたボディコントロールとステアリングレスポンスを実現。
WRX TR専用19インチアルミホイール(サテングレー仕上げ)と245/35R19のブリヂストン・ポテンザS007タイヤを組み合わせることで、グリップ性能とブレーキ性能を向上させました。
内装は、レカロパフォーマンスデザインフロントシートを採用。シート背もたれ中央のY字型デザインは脇腹と肩甲骨をサポートし、適切なドライビングポジションを維持するための設計思想を具現化したもの。ブラック×グレーのウルトラスエードのシートに赤いステッチが施され、シートバックには「Recaro」のロゴがエンボス加工されています。
また、パワー・ムーンルーフを廃止し、軽量化と低重心化を図るとともに、ヘルメットを着用するドライバーのためのヘッドルームを拡大しました。
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新型WRX 2024年モデルは米国で2024年初頭に発売される予定となっており、価格は3万3855ドルから4万5335ドル、日本円で約484万円から約648万円です。
新グレードのTRは4万2775ドル、約611万円に設定されます。
ほんとスバルのフォルムは糞ダサいな