なぜ「ガソリンスタンド」の屋根は平らが多い? 雨や雪はどうなる? 全国で平型ばかりの理由は?
雪が降っても大丈夫?雪かきをしているの?
そんな経営上での背景によって設計されている平らなガソリンスタンドのキャノピーですが、性能面でも優れたつくりになっています。
例えば、雨を逃す工夫が施されており、下から見上げてもわかりませんが、キャノピーの上側の面には穏やかな勾配が設けられています。
空から落ちてきた雨粒はその勾配によってキャノピーの中央や外側に集められ、配管から排水される仕組みです。
しかし、冬場になると積雪によって発生する雪かきなどはどのように対応できるのでしょうか。
特に北海道などの寒冷地では、積雪量も多いことから、対応方法が難しそうに思えます。
北海道のガソリンスタンドの担当者は、次のように話します。
「冬場は積雪が多いため、あまりにも積もってしまった場合は上がって雪かきをすることもありました。
しかし基本は自然に太陽光で溶けるような設計になっているので、屋根の雪かきは基本的には必要ありません。
北海道などでは、除雪効果を促すヒーターが屋根の内部に設置されている場合がほとんどだと思います。
そのため、滴った水が凍ることもなく、つららなどもできないような設計です。
高い屋根から落ちてきてクルマを傷つけることや、お客様に怪我をさせてしまうことなどもありません」
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かつてのガソリンスタンドは、さまざまなスタイルがみられたようです。事務所建物が円形だったり、キャノピーがアーチ型だったり、なかにはキャノピーを設置しなかったりなど、様々な店舗がありました。
しかし、時代とともに店舗面積は小さくなり、デザインも画一化するようになりました。
また、最近ではキャノピーに夜間を明るく照らす水銀灯が省エネタイプのLED照明へ切り替えられている店舗も多いようです。
またこのネタかい、何度目かな。揚げ足取りだが「、、、爆発炎上に備えて2m以上の防火が必要だったり、、、、」”防火”→”防火壁”ね、相変わらず誤記が多いな。あと、切妻型にしなくとも、雨はちゃんと処理できるよ。取材している割に、天井自体の形状とかの構造を理解していないらしい。記事内にもあるが、降った雪が小まめにお客に落ちてきたら困るでしょうが。貯める的な構造が無難なんですな(もちろん、ある程度溜まったら排除する必要は有る)。
もう20年くらい前かな、当時は実家の群馬(群馬だけどまったく雪と縁のない南東部)に住んで仕事してたんです。関東で超大雪の時があって、近くのガソリンスタンドの屋根が雪の重みで落ちて営業休止していたのを見ました。こんなことあるんだ?と驚きました。たぶん降雪地仕様ではなかったんですかね。