さよなら「院内道路」「湯沢横手道路」…新区間開通を見据えて名称変更 整備が進む東北中央道

秋田県内の自動車専用道路である院内道路と湯沢横手道路の名称が、東北中央道に変わります。

横堀道路開通に合わせて既存標識も順次変更

 国土交通省東北地方整備局湯沢河川国道事務所とNEXCO東日本東北支社秋田管理事務所は2023年11月30日、院内道路と湯沢横手道路の標識表示を「東北中央道」に変更すると発表しました。

2025年度の開通を目指して建設が進む横堀道路。2023年10月撮影(画像:国土交通省東北地方整備局湯沢河川国道事務所)
2025年度の開通を目指して建設が進む横堀道路。2023年10月撮影(画像:国土交通省東北地方整備局湯沢河川国道事務所)

 東北中央道は、福島県相馬市を起点とし、福島市、山形県の米沢市・山形市・新庄市などを経て秋田県横手市に至る延長約268kmの自動車専用道路です。

 完成すると常磐道・東北道・山形道・秋田道などと接続し、東北地方の高規格道路網が強化されます。現在は山形県から秋田県にかけて3区間で途切れており、事業が進められています。

 秋田県内の院内道路と湯沢横手道路は、この東北中央道を構成する自動車専用道路(国道13号バイパス)です。

 院内道路は、湯沢市の上院内から下院内までの延長3kmを結びます。国交省が管理しており通行は無料です。2016年11月に開通しています。

 湯沢横手道路は、湯沢市の雄勝こまちICから横手市の婦気交差点までの延長29kmを結びます。このうち北端以外の雄勝こまちIC~横手IC間が自動車専用道路です。途中の湯沢ICより南は国交省管理の無料区間、北はNEXCO東日本管理の有料区間となっています。横手ICで秋田道に接続します。2007年8月に全線が開通しています。

 今回、この両路線の名称が「東北中央道」に変更されます。既存の案内標識も、横堀道路の開通に向けて順次変更されます。

 横堀道路は、院内道路と湯沢横手道路をつなぐ延長3.7kmの路線です。2025年度の開通を目指して建設が進んでいます。この区間が開通すると、秋田県内の東北中央道は、上院内から横手ICまでが1本につながります。

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