「えっ…!クマ!?」 もし運転中に「熊と衝突」したらどうする!? 保険は使える? クマ出没時の正しい対処法とは
クマとの衝突事故は「単独事故」扱いに!?
動物との衝突事故が起きた場合は、保険会社への連絡も必要となります。
クマのような大型動物と衝突すると、マイカーにも甚大な損害が出る場合があります。
また、クマを避けようとハンドルを切ってクルマを縁石に乗り上げたり、ガードレールにぶつけてしまうこともあり得ます。
![ひと気のないエリアなどでは特に注意する必要があります[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/11/20231129_KUMA_Attention_002.jpg?v=1701252513)
このように野生動物との衝突事故でクルマが破損した場合には、野生動物に責任を問えないため、単独事故として扱われます。
クルマの修理にかかった費用などについては、車両保険から保険金が支払われます。
補償範囲の広い一般型でなく、エコノミー型の場合は補償の対象外となることが多いので注意が必要です。
また、クマとの事故でドライバーや同乗者が負傷していたら、人身傷害保険や搭乗者傷害保険といった傷害保険から補償を受けられます。家族以外の同乗者の負傷は、対人賠償保険で補償されることもあります。
そのほか、契約内容により適用されたり外れたりするものもあるので、保険会社に相談するとよいでしょう。
クマなど大型動物との衝突事故はたいへん危険なので、ドライブの際に予防できるに越したことはありません。
動物が飛び出すおそれあり、と動物マーク黄色地に動物マークが描かれた警戒標識をご存じの方は多いでしょう。
クマのマークの標識を見つけたら、クマはいると思い注意して走行することをおすすめします。
また、クマの出没が多発している地域では事故情報などを公開しているので、事前に確認しておくとよいでしょう。
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北海道には成人男性より大きいヒグマが生息し、本州では小ぶりなツキノワグマが暮らしています。
クルマの外で遭遇しても迷わないように、ドライブ前に専門家が監修した対処策を知っておくのも大切かもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。




























