三菱「新型軽バン」で「車中泊」できる!? めちゃ便利! アウトドアで「電気」も使える「ミニキャブ」の可能性に期待大!

2022年にはメーカー自身による「車中泊仕様」の提案も

 三菱ではかつてミニキャブMiEVをベースに、アウトドアや車中泊に活用できるコンセプトモデルを提案しています。

 例えば2022年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2022」では「ミニキャブミーブ Bレジャースタイル」を参考出品しています。

先代モデルの「ミニキャブMiEV」をベースにしたアウトドアユーザー向けのカスタムモデル「Bレジャースタイル」[東京オートサロン2022参考出品車]
先代モデルの「ミニキャブMiEV」をベースにしたアウトドアユーザー向けのカスタムモデル「Bレジャースタイル」[東京オートサロン2022参考出品車]

 車載の大型バッテリーを活用し、平日は移動式オフィスとして、休日はソロキャンプを楽しめる車中泊カーとしてマルチに楽しめるという提案でした。

 長さ1935mm×幅1370mm×高さ1230mmの荷室フロアをフルに活用すれば、ミニキャブMiEVで大人2名の就寝は十分に可能です。

 ボディカラーも、森林やキャンプ場をイメージさせるモスグリーンのボディ色とアイボリーのルーフ色の2トーンでオシャレにまとめられていました。

 オートサロン2022のミニキャブミーブ Bレジャースタイルでは、駆動用バッテリーの電力を利用できる装置「ミーブ・パワーボックス」を利用し電化製品を使用していましたが、新型ミニキャブEVでは車内に「アクセサリーコンセント」(AC100V、最大1500W)が新たに装備されており、さらに利便性を高めています。

 新型ミニキャブEVでも同様のカスタマイズは可能で、個人ユーザーにとってはお手本となりそうなコンセプトモデルといえます。

 また個人ユーザー向けという意味では、乗用ワゴンタイプ「タウンボックス」へのEVモデル展開も期待が高まります。

 新型ミニキャブEVの開発者に聞いたところ「今のところ計画はない」とのことでしたが、需要の拡大によっては可能性も広がるかもしれません。

 2024年1月に開催予定の「東京オートサロン2024」で三菱から新たな提案が見られるのか、楽しみに待ちたいところです。

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