スズキにはフランス語で「うさぎ」を意味するクルマが存在します。
　
　見た目も丸目で可愛すぎるクルマとはどのようなモデルなのでしょうか。

　フランス語で「うさぎ」を意味するスズキのクルマは「ラパン」です。

　正式名称は「アルト ラパン」となっているものの、公式サイトなどではラパンと略されています。

　初代は2002年に登場。その後、2008年に2代目、2015年に3代目とモデルチェンジを繰り返しています。

　歴代を通して、ライフスタイルを豊かにする「身近な雑貨や家具のような愛着のもてる道具」という発想から誕生して以来、若い女性ユーザーを中心に高い評価を得ているモデルです。

　また現行となる3代目は、女性がクルマに求めるものの調査・分析を行ったと言います。

　それにより企画から開発、デザイン、機能・装備、アクセサリーの設定にいたるまで女性視点をふんだんに盛り込んだモデルとなりました。

　またデザインはぬくもりを感じるこだわりなものとしたラパンならではの箱型エクステリアに丸みを加えた「まる しかくい」フォルムを表現しています。

　さらに輝くリングをイメージしてデザインされた「まんまるのライト」を採用。

　インテリアは、ソファやテーブルといったモチーフを取り入れ、自分の部屋のようにくつろげる空間を演出しています。

　また2022年には「ラパンLC」という派生モデルも登場しました。

　特徴的なエクステリアは、専用のメッキフロントグリルガーニッシュやメッキヘッドランプガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどを採用することで、どこか懐かしさを感じるデザインとなっています。

　インテリアには、ブラウンを基調としたレザー調&ファブリックシート表皮や専用色の本革巻ステアリングホイールなどを採用することで落ち着きのある空間です。

　スズキの販売店スタッフはラパンについて「奥様や娘さん用にと、セカンドカーとして検討されることがあります」と話しています。

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　またラパンの可愛さを象徴するものとして、内外装の様々な場所には「ラパンマーク」が隠れているなど遊び心をくすぐります。