鮮烈オレンジ&ド派手な赤内装! 日産「GT-Rエルグランド」がスゴすぎる! 斬新“スポーティミニバン”の正体とは?
毎年1月に開催される「東京オートサロン」ではさまざまなカスタムカーが出展されます。そのなかで、2019年に日産が出展した「エルグランド ザ・スポーツプレミアム コンセプト」とはどのようなモデルだったのでしょうか。
ミニバンとスポーツカーが奇跡の融合!?
日本最大級のカスタムカーイベントとして「東京オートサロン」が毎年1月に開催されます。
次回は2024年1月12日(金)から14日(日)まで開催されることになっており、数多くのカスタムカーが展示されることでしょう。
過去の東京モーターショーでは斬新なカスタムカーがありましたが、なかでも「東京オートサロン2019」に日産が展示した「エルグランド ザ・スポーツプレミアム コンセプト」が話題となりました。
「エルグランド」は日産が誇る高級ミニバンです。現行モデルは2010年にデビューした3代目モデルで、プレミアムな内外装と低重心でスポーティな走行性能が魅力です。
そんなエルグランドをベースとしたエルグランド ザ・スポーツプレミアム コンセプトは、走りと存在感を究極まで表現。
エクステリアは、日産のスポーツカー「GT-R」にかつて設定されていた「アルティメイトシャイニーオレンジ」のボディカラーに塗られ、ダイナミックな印象です。さらに、ピアノブラック塗装のフロントグリルが精悍さとスポーティさを引き立てています。
さらに、GT-Rが装着する20インチホイール(フロント用の9.5jインセット45サイズ)や255/40ZRF20サイズのタイヤに加え、ブレーキも同じブレンボ製のものが装着されました。
なお、GT-Rと同じタイヤ&ホイールを装着したことでフロントタイヤがフェンダーから少しはみだしてしまったため、フェンダーアーチモールが追加されているのもポイントのひとつです。
内装には、GT-Rに使用されている赤い本革シートを使用した特別シートが7座分用意され、豪華で上質なインテリアを演出。内外装ともにGT-Rのエッセンスが注入されており、「GT-Rエルグランド」ともいえるコンセプトカーに仕上がっていました。
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国内市場で人気のミニバンですが、高級ミニバンはトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」がほぼ独占している状況です。また、2023年に全面刷新がおこなわれ、新型アルヴェルが登場しています。
一方のエルグランドは、すでに13年を超えるロングセラーモデルとなっていることから、新型へのフルモデルチェンジを求める声も多く存在。高級ミニバンというジャンルはエルグランドが開拓したこともあり、「キングオブミニバン」に返り咲くことが期待されています。
そんななか、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」では、次期エルグランドともいえる高級EVミニバンのコンセプトカーが世界初公開されました。
このコンセプトカーが新型エルグランドとして市販されることになるのか注目されます。
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