黒バンパー採用の新型「ランクル250」を実車展示! ゴツさを全面アピール!? 謎の「1958仕様」を米国で公開
米国トヨタがSEMAショーで新型「ランドクルーザー1958」や「ランドクルーザー・ファーストエディション」の実車を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
米SEMAショーで展示
トヨタの米国法人は2023年10月31日、米ラスベガスで開催された世界最大級のカスタマイズカーショー「2023 Specialty Equipment Market Association Show(SEMAショー)」で、新型「ランドクルーザー1958」や「ランドクルーザー・ファーストエディション」の実車を展示しました。それぞれどのようなモデルなのでしょうか。
トヨタは、従来の「ランドクルーザープラド」に代わり、2024年、新たに「ランドクルーザー250(ランクル250)」を日本国内に導入する予定です。
新型ランクル250のデザインは、直線基調でタフな外観に原点回帰。そのうえで、内装には最新の機能を盛り込みました。
日本国内仕様は最高出力204馬力、最大トルク500Nmを発揮する2.8リッターディーゼルターボ+8速ATと、163馬力・246Nmを発揮する2.7リッターガソリン+6速ATが用意されます。
一方、米国では新型ランクル250が2024年春に発売される予定です。
米国仕様のランクル250は、最高出力326hp、最大トルク465lb.-ft.を発揮するi-FORCE MAXターボチャージャー付き2.4リッター4気筒のハイブリッドシステムを搭載し、8速ATと組み合わされます。この時、標準仕様に加えて設定されるのが、1958とファーストエディションです。
ランクル1958は、ランクルが米国に上陸した1958年にちなんで名付けられた“原点回帰”モデルです。
メッキなどの華美な装飾はなく、無塗装の樹脂パーツを全面に押し出したブラックのフロントフェイスや、「TOYOTA」ロゴがワイルドなヘリテージグリルなど、武骨なスタイリングが特徴です。ランクルの象徴である丸型LEDヘッドライトや「TOYOTA」ヘリテージグリルのほか、LEDフォグランプなどを採用しています。
タイヤは、ほかのグレードが265/70R18を装着するのに対し、ランクル1958は245/70R18で、やや細いオールシーズンタイヤが採用されました。
内装は8インチのマルチメディアモニターを搭載(他グレードは12.3インチ)。シートヒーターやステアリングヒーターも備わります。
米国トヨタは、ランクル250の価格は「5万ドル半ばから」になると明らかにしており、仮に5万5000ドルだとすると日本円で約820万円になるでしょう。
もう一方のファーストエディションは、生産開始から2か月間、5000台限定で生産避ける限定モデルです。
伝統的な意匠をイメージさせる丸型LEDヘッドランプをはじめ、ルーフラック、ロックレール、レザートリムシートなどの専用インテリアが装備されています。ボディはツートンカラーです。
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SEMAショーは11月4日まで開催され、トヨタブースでは、新型ランドクルーザーのほか、「FJブルーザー」「レトロクルーザー」「タコマ×ランナーコンセプト」「ブルービートル・タコマ」などが展示されました。
タイヤの表記が変わってないですね!
この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。