トヨタ新型「アルファード」なぜ発売早々に受注停止? 半導体不足だけじゃない!? 長納期化する本当の理由とは?
昨今は新型車の納車が遅れるケースが増えており、その結果、新規の受注が停止されることがあります。コロナ禍による部品の供給不足は解消されつつあるものの、なぜ注文できなくなるのでしょうか。
発売早々なぜ受注停止?
最近は発売直後に受注停止となる新型車が多く、2023年6月に発売されたトヨタの高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」は受注を止めています。
トヨタの販売店は、「新型アルファードと新型ヴェルファイアは注文が殺到し、発売早々に納期が1年に達しました。さらに延びることも予想され、7月に受注を停止しています」といいます。
特にアルファードとヴェルファイアは受注台数が多いです。先代型は2022年の時点で納期が1年以上に遅れており、2023年にフルモデルチェンジを控えていたことから2022年6月に受注を止めました。
その結果、アルファードとヴェルファイアは、新型モデルがデビューした2023年6月まで、約1年間にわたり受注を停止しています。
アルファードとヴェルファイアは従来型の保有台数も多く、販売店には「新型が登場したらすぐに買う」という乗り替えの希望が多く寄せられていました。そのために新型の受注が始まると短期間で大量の注文が入り、早々に納期が遅延。多くの販売会社で再び受注が止まったのです。
最近のアルファードとヴェルファイアの登録台数を合計すると、1か月当たり7000台~8000台に達します。これは「アクア」や「プリウス」と同等で、生産は十分におこなわれていますが、それ以上に多くの受注を抱えています。
納期が数年間に長引くとさまざまな弊害が生じ、納車を待つ間にユーザーが転勤したり、生活する上で必要なクルマが変化する可能性があります。
また納車待ち中にその車種がモデルチェンジを受けて、内外装のデザインや装備、価格などが変更されることもあり、極端な納期の遅れはユーザー、販売店、メーカーのメリットにならないため受注を止めるのです。
この納期が延びて受注を停止する原因として、しばしば「半導体の供給不足」が挙げられます。もちろん半導体も足りませんが、メーカーの開発者からは「ワイヤーハーネス、樹脂、塗料など、供給の滞りは半導体以外でも発生しています」という話も聞かれます。
直近では、新型コロナウイルスの影響が終息に向かい、供給不足も解消されつつあるものの、納期が即座に短縮されるわけではありません。
開発者は「今は既に契約を済まされ、納車を待っているお客さまの膨大な車両を生産しているため、納期が元に戻るにはしばらく時間が必要なのです」といいます。
※ ※ ※
新型アルファードと新型ヴェルファイアは、定額制カーリースの「KINTO」では取り扱いを続けています。
このKINTOであれば6か月~8か月で納車されるといいますが、リース期間が満了すると車両を返却しなければならず、ユーザーが買い取って所有権を手に入れることはできません。
自分で所有したいという人は、契約期間満了後の買い取りを可能にすると親切でしょう。
それが無理なら、一度返却した後、同じ車両を「KINTO ONE 中古車」に切り替えて継続して使えるようにすると良心的です。
そうすればユーザーは、数年間使って愛着の生じたアルファードやヴェルファイアに乗り続けられます。
このデザインの車こそ長く乗って恥ずかしいデザインは無い。歴代で恥ずかしさNo.1物珍しい1年間限定のデザイン。素晴らしい、使い捨ての高額商品を考えたよね。ユニクロなんてもんじゃない。このデザインはビジネス成功者
日本語学び直してからコメントしたほうがいいです。
(あなたにとっては)恥ずかしいデザインの車なので、一年足らずの期間しか乗りたくないので、高額な車かつユーザに一年で乗り換えを促せるという意味では素晴らしいビジネスだと言いたいのですね。それは完全にあなたの頭の中の感想でしかないですね。
けれど、デザインの耐久性は低いぞ。実は大切な要素なんだけど、インパクトに振ったら大当たりしてしまったのでまるで正義のようになってるだけ。トヨタの販売力がなければ成り立たない。