新東名下り「岡崎SA」改造が完成! 敷地広げずに大型車の駐車可能マス1.5倍増…どうやった?

新東名高速下り・岡崎SAの駐車マス増設工事が完成します。既存の敷地はそのままに大型車が駐車できるマスを増やすといいますが、どのような手法が採られたのでしょうか。

大型車駐車可能台数は141台に

 新東名高速下りの岡崎SAで、2023年11月1日、駐車マスの増設工事が完成します。既存の敷地を広げることなく、レイアウトを工夫して、大型車の駐車マスを増やした形です。どのような手法を採ったのでしょうか。

新東名高速下りにある岡崎SA(画像:写真AC)
新東名高速下りにある岡崎SA(画像:写真AC)

 物流の動脈となっている高速道路では、夜間を中心にSA・PAの大型車駐車マスの不足が目立っています。

 今回の下り岡崎SAでは、既存の敷地を有効活用しながら、全体のレイアウトを変更。さらに、普通車の混雑時間は主に休日昼間、大型車の混雑時間は主に平日夜間と異なる傾向があることを踏まえ、混雑状況に応じて普通車と大型車のどちらでも利用できる「普通車・大型車兼用マス」が増設されます。

 これにより、普通車が駐車できるマスは204台で維持しつつ、大型車の駐車可能台数は96台から約1.5倍の141台に増えます。

 なお、障がい者用駐車マスは2024年3月頃まで増設工事が続きます。仮設の駐車マスを設けたうえで工事を進めるため、NEXCO中日本は、障がい者用駐車マスを利用する際は、現地の案内に従ってほしいとしています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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